採用情報

社員インタビュー

2020年4月入社
小学校教科書編集部 
髙見さん

入社のきっかけ

大学では、教育に関することを学んでいたわけではないのですが、研究テーマとして、日本に住んでいる外国籍の子どもや外国にルーツがある子どもの教育について、フィールドワークをしたり、卒業論文を書いたりする機会がありました。そのことがきっかけで、それまであまり興味を持っていなかった学校現場に足を運ぶ機会が度々あり、教育の奥深さや社会貢献度の高さを感じるようになっていきました。

元々子どもが好きだったことに加えて、出版や本も好きだったので、教育と出版を掛け合わせて的を絞りながら就職活動を始めたところ、日文(日本文教出版の略称)にたどり着いたということになります。

選考の過程の中で、日文のフラットな雰囲気は感じていました。最終面接では、社長と二人で話せる機会があったのですが、日文・秀学社(日本文教出版の関連会社)は、社員同士で激しい競争をしながら実績を上げようという雰囲気ではなく、社員みんなが一丸となって業務に取り組む社風なんだという話を聞くことができて、そのとき感じた社長の人柄も含めた安心感が最終的に日文を選んだ決め手として挙げられるかなと思います。

社内、部内の雰囲気

お互いを尊重し合い、一丸となって業務に取り組む風土は、入社してからも実感することができました。最初から「1年目だから知らないでしょ?」といったことを言われたことはありませんし、何かを教えていただく際も「私たちはこうしているよ」と助言してもらえたので、自分なりのやり方を模索する余地があって、指導であり応援をいただけていたと思っています。もちろん明確なやり方、ルールが決まっていることもあるのですが、それ以外の部分は自由に仕事をさせてもらっていますね。

社内は、年次にかかわらず敬意を持って接してくれる方が多いですし、私が所属している編集部は特に穏やかな方が多く、雰囲気としては静かで、落ち着いていて過ごしやすいと思います。教科書って全国の子どもたちが手にするもので、子どもたちの人生においても記憶に残りやすいというか、影響力が強いコンテンツだと思うんです。編集部は、教科書を作っていることに対する思い入れの強い人が多く、思いが強いからこそ知的好奇心もあって、常に情報に対してアンテナを張っている人が多いのも特徴かもしれません。

仕事の内容

私の仕事は一言で言うと、教科書編集業務全般なのですが、内容は細かく分かれています。教科書の企画の検討をしたり、執筆いただく先生方や監修の先生方との編集会議の運営・準備をしたり、原稿の執筆を依頼して、受領した原稿を整理したり、取材をしたり、撮影のディレクションを行ったりといったところです。

たとえば1日のスケジュールをあげると、午前中は、メールチェックや情報収集から始めて、原稿の校正作業や、編集会議の振り返りなどをすることが多いです。お昼は社内でお弁当を食べたり、たまに外にランチに出たりしますね。午後は、編集部の定例会議に参加して、その後デスクワークに戻って来週の取材に向けた準備などをして、終業前に今日の振り返りと明日の予定の確認をして退社という感じでしょうか。

教科書は基本的に4年間かけて作るものなので、修正を繰り返しながら時間をかけることはできるものの、体感としては悠長なことは言っていられないという印象で、追い込みの時期などは残業が続くこともあります。

仕事のやりがいと難しさ

自分のアイデアや努力が形となって、手元に残ることは仕事をしていて達成感を覚えるところです。また、仕事を通して知識が身についたり、新しい経験ができたりということの繰り返しで、学生の頃に学んできたことを改めて現場に取材に行って捉え直すことができるところも面白いと思っています。特に印象に残っている取材は、レンコン農家の方に話を伺ったときのものです。この仕事に就かなかったら、レンコンの収穫風景を見る機会はおそらくなかったと思います。取材で全国を回って、いろいろな仕事をしている人から話を聞けるのは刺激的ですね。

編集の仕事は、著者の先生と深いコミュニケーションを取るとか、一つのことを調べるとか、気質的には粘り強さが求められると思うのですが、そういう意味で私には編集職が向いていたかもしれないと思っています。これは編集の仕事の難しさを感じるところとも繋がっていて、たとえば紙面デザインの修正をお願いするにしても、認識の相違が生じないように、これぐらいで伝わるだろうという前提を捨てて、極力丁寧に粘り強く意図を伝えるようにするとか、そういったことを心掛けています。

社内制度と働きやすさ

会社全体を見ると、男性の社員の方も育休を取得していますし、休み全般に関して取得しやすい風土があると思っています。年次休暇にしても、体調不良や止むを得ない事情で「ちょっと明日休みます」みたいな気軽な雰囲気で取得できますし、女性の生理休暇も制度化されています。社員が働きやすいように考えられているのはありがたいことですね。

あとはコロナ禍をきっかけに在宅勤務も制度化されているので、ほぼ在宅勤務の方もいれば、出社がメインの方もいたりと個人のワークライフバランスに合わせて働きやすい環境が用意されているのを感じます。

Purposeと今後の目標

2022年11月に策定された「心が動く、その先へ。」というPurpose(私たちの志)は、その後に続く副文も含めて、一見すると芸術っぽいというか図画工作、美術っぽいように見えますが、読み込んでいくと、一人ひとりの学びに寄り添う姿勢が感じられて、教科を問わず日文・秀学社らしいPurposeだと思います。

私が担当している教科でも大切にしている思いが込められているように感じますし、教科書を使う先生方にも「日文の教科書って、たしかにこのPurposeに合う教科書だよね」と思っていただきたいですね。

今は編集職としてようやく一度教科書を作ることができたところなので、まず今後の目標としては次に作る教科書をより質の高いものにしたいです。もっと先生方、子どもたちにとって使いやすい教科書にしたいという思いがあります。

あとは、学生時代の研究テーマだった日本に住む外国の方の権利には、今も興味を持っています。仕事とは関係なく、プライベートでボランティアをするような形で、人生の目標としようかなと思っていたんですけど、これもいいアイデアがあれば、教育事業と掛け合わせて何かできることがあるんじゃないかと最近は考えています。まだ漠然とはしていますが、何か仕事を通して、いろいろな分野で社会に貢献できないかなと思っています。