forme-bar02s.gif (3517 バイト) No.26
平成15年3月15日発行
 
特集 あらためて考えてみよう 図工・美術教育の目指す方向は
 


 日々,図工・美術の教育にたずさわっている者にとって,最近悩んでいるというか迷っていることがあるのではないだろうか。例えば学習指導要領における材料や場所をもとにした楽しい造形活動,いわゆる造形遊びは小学校高学年において,どのような活動をさせたらよいか。また,評価はどうしたらよいか,など考えれば考えるほど悩みは深くなってしまう。

 このような悩みをもつのは自分が勉強不足なのだろうと納得しようと思う反面,もしかするとこの活動(造形遊び)そのものにある種の矛盾があるのではないかと考えてしまったりする。

 また,近頃造形要素の発達段階における「おさえ」にほとんど関心がなくなっているがなぜそのようになってきたのだろう。子どもたちの関心,態度,意欲をどう引き出すかということに集中してきた今,ふり返ってみると,なにか大切なものを置いてきたような気がしないでもない。

 図工・美術の教育がある種の壁につきあたっているような現在,ここらで改めてこれから目指す道を見きわめていく気力が必要になってきたといえるだろう。

 今回の号はそのような悩みをもっている全国の実践者に,必ずや有意義な内容であると確信している。反論も含めて,本号によってこれからの図工・美術の教育をどのように活性化していくか,多くの議論が起きることを期待している。


 
 目次 
●特集 あらためて考えてみよう 図工・美術教育の目指す方向は
 美術教育は何を目指すか 金子一夫
教材研究 小学校
 「見直す」ことから始まる 隅  敦
 美術館とコラボレーション 臼井恭子・大村一也
 子ども一人一人が自ら表現をきりひらく授業を目指して 渡部憲生
地域からの発信
 ながのキッズ造形フェスタ 村松哲史
教材研究 中学校
 パソコンやインターネットを使って 野呂昌史
 「私たちの提案」生活をデザインする 小泉 薫
 「鑑賞」授業としての「ARTガイドブックづくり」の取り組み 西田淳一
美術館からの発信
 教員的美術館のあそびかた 山田一文
〈作家の目〉
 まほろば・奥飛鳥への誘い 臼木英之
鏃<YAJIRI>
 造形遊びの生き残り
 
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