映像資料室
伝統工芸(1966)
- 関東大震災(1923)
- 「伝統工芸━わざと人━」(文化庁)より
- 考える農業(1960)
- 昔の旅
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[伝統工芸とは]
工芸品は、本来,生活の必需品として、民衆が自分たちの手でつくり出したものです。
したがって、伝統工芸は、その土地の歴史や風土などと深いつながりがあります。
[土地の特色とのつながり]
この、結城紬(ゆうきつむぎ)なども、自分たちの衣料として、農作業のかたわら織られてきました。
真綿を原料とする結城紬は、むかしからこの地方(現在の茨城県結城市あたり)が、養蚕地帯であったこととつながっています。
小千谷縮(おじやちぢみ)・越後上布(えちごじょうふ)は、原料が麻だから、すこし黄色いのです。
そのため、それを白くさらすために、雪さらしが行なわれています。
すなわち、小千谷縮は、雪国の産物といっていいでしょう。
このように、伝統工芸は、気候・風土・産業など、色々な状況をいかして、自分たちの手と知恵でつくり出されたのです。
[知恵を使って手でつくる]
小千谷縮や結城紬を織る、この居座機(いざりばた)と呼ばれる機織機(はたおりき)も手製です。
まったく、古風でお粗末なようですが、これが実に合理的にできています。
居座機より、ずっと後に使われだした高機(たかはた)は、縦糸の一方にだけ力がかかるので、その方の糸がはやく切れます。
居座機では、ご覧のように、平均して力がかかるから、織られた布が大変丈夫なのです。
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