映像資料室
昔の旅
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[伊勢参りへ]
伊勢神宮(いせじんぐう)へ参る人たちは、伊勢講というものをつくって、何年もかかって貯金をし、交代で出かけました。
伊勢講とは、貯金をしている村人たちの名前を書いたものです。
今度、この中の二人が、伊勢参りに行くことになりました。
[お札をもらい受ける]
毎年、年の暮れになると、伊勢神宮から、神棚(かみだな)に祭るお札を配る人が、村々へまわってきます。
どの家でも、暦(こよみ)とお札をもらい受けます。
その時,伊勢参りをする人は、お札を配る人に、お参りをする日にちを知らせます。
そうすると、参拝や宿の世話をしてもらえるのです。
[通行手形をもらい受ける]
伊勢参りに行く人は、旅に出て一番大事な旅行証明書である通行手形を、村を治めている庄屋へ願い出てもらい受けます。
通行手形には、行き先と,行く人の身分が書いてあります。
それがないと、旅の途中にある関所を通ることは許されないのです。
[旅立ち]
旅へ出る日には、長い旅の無事を、神に祈ります。
村人たちは、伊勢参りに行く人を、わざわざ村外れまで見送って、無事を祈ります。
故郷をあとに、二人はこれから毎日歩いて、長い旅を続けるのです。
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