実家から通えない場所ならあとはもうどこでも同じだと思っていたし、将来のこと考えると東京の方が人生設計しやすそうだなと思っていた。だから東京勤務と知ったときは、すぐに受け入れられた。
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若手社員の座談会
第2回 入社編
若手社員の4名に内定から入社1年目までの日々で感じたこととこれからの目標を教えてもらいました。
東京営業部 長谷川さん
文学部 国文学科卒
東京営業部 今井さん
法学部 法学政治学科卒
宣伝室 横澤さん
現代教養学部 教育学科卒
編集部 齋藤さん
文学部 芸術学科卒
勤務地・配属先への率直な思い
僕は大阪の会社だと思って受けたから、東京勤務って聞いたときはかなりびっくりした(笑)
それはいつ受け入れられた?
別にびっくりしただけで。「まあ、いっか。」って。
(笑)
勤務地が年内に発表されるのはすごくいいなと思った。新生活の準備がすごくしやすかった。
配属は長谷川さんと齋藤さんが面接時の希望通りだよね。私は、編集部か営業部のどちらかだと思っていたから、最初はびっくりしたけど、今考えると非常に納得感のある配属というか、宣伝室で良かったなと思っている。
やっぱり宣伝室が合っているなって思う?
そう。ちゃんと面接で私のことを見てくれていたんだなって、ここでも改めて感じた。面接の中でも編集部や営業部以外で「こども美術館はどう?」って言われていたし、いろんな可能性を考えてくれていたんだなって。
僕は営業の仕事を通して、教育の現場のことを学ぶ修行期間だと思っている。面接でも営業配属の可能性があるって聞いていたし。頑張ります。
急な配属はあまりなさそうだよね。可能性のある部署はだいたい面接で一言あるみたいだし。
入社前後の研修での学び
内定式後の研修でグループワークがあったのはよかったよね。同期の人となりを知れた。社員の方も参加して場を回してくれたから喋りやすかった。
堅い雰囲気の研修を想像していたけど、実際は図工の授業みたいにゆったりした雰囲気でよかった。
紙を自由に切って並べるワークで、みんな平面に並べている中、今井くんが立体を作り出したときは「天才だ……!」と思ったよね。
(笑)
3月にも研修があって、一緒に働いていく同期にどんな人がいるのか十分に知れたのは安心材料になったな。
4月の研修の中では特に社長との対話会が印象に残っている。社長が一人ひとりの言葉にちゃんと向き合ってくれたのがよかった。
社長と1冊の本について対話したんだよね。入社前に課題図書が送られてきたとき、「すごく出版社らしい!」って思った。対話会ではみんな思考が深くて、いろんな考え方が出てきて面白かった。
倉庫業務研修も印象に残っているな。今でも大阪本社からの荷物が届くと、「研修でやったやつだ。」って、大阪本社で荷物を梱包するようすが想像できるよね。拠点が違って働いているところが見えないからこそ、やっておいてよかった。
今後、あの仕事をする機会はないのかもしれないけど、だからこそ、研修で体験しておくことで業務の流れがイメージしやすいよね。
やり取りの先には人がいるんだなって想像できるようになったのは、どの研修においても大きかったなと思う。
私は営業研修が一番印象に残っている。すごく楽しかった!
いろんな先生と話せて楽しかったよね。あと、自分たちの会社の商品理解が深まったのもすごくよかったと思う。
業界のことや、日文が大事にしていることを知れたのもよかった。学校現場行ってみて、先生方から直接どんなニーズがあるのかを教えていただいたことは、今の宣伝室業務にも生かされていると思う。
月に数回、営業研修について新入社員同士の交流会があったのも、ありがたかった。悩みやそれぞれの課題を出し合って、お互いに学ぶところが多かった。
交流会でみんなの顔を見られるだけで安心できた。4月はずっと同期のみんなと研修で一緒だったのに、5月からそれぞれバラバラに学校を訪問するようになって、最初は孤独感がすごかったから。研修期間は、会社のことを知れたのはもちろんだけど、同期との仲が深まったのもよかったよね。
入社前後のギャップと日々のやりがい
編集部は社内業務が多いのかと思っていたけど、割と外に出ることも多いのが意外だった。
この4人の中で一番いろんなところに行っているよね。
営業部はほとんど自分の担当地区しか行かないから、意外と編集部の方がいろんな地域に行けるかも。
こんなに仕事で日本中まわれるんだってびっくりした。あとは、授業撮影に伺ったときに、子どもたちと直接関われることかな。子どもとは教科書を通しての間接的な関わりしかないのかなと思っていたから。この間、一緒に学校に伺った営業部の方なんて、子どもたちから「また来たのー?」って覚えられていて、すごかったよ。
そんな子どもと関われるんだ。いいね。
私は、1年目は下積み期間で責任ある仕事は少ないのかなと思っていたんだけど。1年目からフォロー体制のもとで担当地区をまるごと任せてもらえる。もちろんプレッシャーもあるけど、すごくやりがいを実感できている。
入社前、営業部の仕事は数字に追い立てられる仕事だと思っていた。でも実際は、担当地区の先生方とじっくり向き合っていく。担当地区の先生方はみんな自分のことを覚えてくれていて、ありがたいなと思った。
私は、教科書業界に古いイメージがあって、今まで通りの決まったことをやり続けるのかなと思っていたんだけど、新しいことをどんどん始めているのは意外だった。Instagram開設とかね。かつその新しいことを若い人に任せているのは、新しい空気を取り入れようとしているのを感じられて、いい意味で想像と違ったな。
社会人になってからの日常の変化
教育のことや担当教科のことへの興味が仕事につながるのはもちろんだけど、それ以外の自分の好きなことが仕事につながるのが楽しい。アートとか映画とか。
働いてからの方が文化的なものに触れる機会が多くなっているかも。学生のときより映画見る本数も本読む冊数も増えたし。社会人になると本を読む時間が少なくなるってよく聞くけど、意外と心に余裕をもって過ごせているんだなって思う。
エンタメを仕事の一環として、後ろめたさがなく見られる(笑)美術館へ行くのも、編集者としての視点をもって見られるのが、最近楽しくなってきた。
私は、学生の頃は絶対社会人としてやっていけないと思っていた。朝起きて1日働いて、休日は疲れてずっと寝ているんだろうなって。だから、社会人になることを想像すると絶望的だったんだけど。
(笑)
でも実際働き始めてみると、そもそも仕事に行くことがそんなに苦じゃないというか。自分らしく職場でもいられているし、のびのび働けている。休日もアクティブにやりたいことができているから、思っていた社会人像と良い意味で全然違っていて。社会人になって希望が持てた!
学生のときは、いつでもどこでも行けたから、急に「明日行こう」って決めていたけど。今は計画を立てるようになって、メリハリがついた。時間が十分にあった学生のときより、息抜きの質が上がっていると思う。
これからの目標と仕事への向き合い方
宣伝室って、直接子どもに何かを作って届けているわけではないんだよね。子どもに届けるまでには、どうしても間接的なプロセスが必要で。まずは先生向けの資料を届けて、それを先生方が活用してくださって、やっと子どもの役に立てる。そういう間接的な立場だからこそ、その先にいる子どもの存在をつい忘れがちになっちゃうんじゃないかなって。今取り組んでいるInstagramの投稿も、対象は子どもではないから距離を感じることもあるけど……。でも、絶対に「子どものために」っていう視点は忘れたくない。
私も、子どもの目線第一っていうのは絶対に忘れたくない。営業の人たちが自信を持って「子どもにこの教科書を使ってほしい」と思えるような、現場の先生にも使ってもらいやすくて、結果的にたくさんの人に使ってもらえるような教科書を作れるようになりたい。
僕は、自分の担当地区はもちろん、研究会で出会う先生が必要としている情報を届けたい。先生たちに「遠くの地域の学校ではこんなことやっていましたよ」みたいな情報を橋渡しして、全体の底上げをするような存在になれたらと思う。入社した時に思っていた夢や理想を忘れずにやっていきたい。
私が営業職を志望したのは、中学の部活の先生の生き方や考え方がすごく好きだったからなんだよね。人生で一番尊敬していて。その先生に恩返しがしたいっていう思いが私の原点にある。だから、まずは何よりも先生の役に立てるようになりたい。今はまだ教育に関する知識が足りないけど、先輩方を見習って知識を増やして、自分から先生に役に立つ情報を提供できるようになりたいな。今はまだ先生に教えていただくことばかりだけど、いつかは先生からも頼ってもらえるように、何かあったときに相談してもらえるような存在になれたらいいなって思う。
勤務地の告知があったとき、どう思った?私と齋藤さんは元々東京だけど、長谷川さんと今井くんは違うよね。