ブックタイトルすぐに使える! 書写のABC【指導のアイディア編】

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すぐに使える! 書写のABC【指導のアイディア編】

1415範書だって楽しく漢字を形成する点画を分類すると、八つの基本的な点画になります。三年生で、その点画の筆使いを学習します。そのときに作成する練習用紙の一つに籠字があります。その練習用紙は、四年生以上でも、ぜひ使ってほしいです。基本的な点画の筆使いを思い出したり、繰り返し練習したりと、いろいろな場面で使えます。また、縮小して使えば、小筆の筆使いの練習としても活用できます。この籠字の練習は、画用紙に印刷して、水書きすれば、何回も使えます(水書用紙みたいに色は変化しないけど…)。予算的に可能なら、水書用紙に印刷して、水書用の大筆といっしょに、雨の日の休み時間に毛筆コーナーを設置して、筆に親しむ機会を作ってあげるのもいいですね。基本的な点画の練習はいつでも課題に取り組む前に小道具で楽しく、わかりやすく効率のよい練習時間を子どもたちの日常に書写を課題に取り組む前に小道具で楽しく、わかりやすく効率のよい練習時間を子どもたちの日常に書写を教師も範書に積極的に取り組んでいきましょう。「範書なんて無理無理。」なんて言わないで、授業のめあてをおさえながら、規準に気をつけて「先生もやってみるね。」という気持ちで取り組んでみましょう。教師自ら、文字を丁寧に書いている姿を見せることが、一番のお手本です。水書板に水書きするだけでは、乾くと消えてしまいます。チョークの粉を水で溶いたものを使うと、乾いても残りますが、乾ききれば黒板消しで消せます。黒板消しクリーナーの中の粉を使えば簡単です。また、短く使えなくなったチョークを集めて、砕けば、色も楽しめます。二色筆だって可能です。小黒板にチョークで、すきまなく塗り、中心線や外形・補助線を引いておけば、水書きした部分のチョークがはがれて、範書が残ります。練習コーナーに置いて、子どもたちにも体験させれば、喜んで練習に取り組んでくれます。