ブックタイトルどうとくのひろば No.16
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どうとくのひろば No.16
実践事例小学校展開例内容項目:B「友情,信頼」主題名友達だから教材名「友達だから」(日本文教出版)ねらい自分の思いが伝わったと気付くひろしの気持ちを考えることから,友達と互いに信頼し合い,助け合おうとする心情を育てる。学習活動(◎中心発問,○発問,・予想される児童の反応)◇指導上の留意点◆指導上の工夫★評価導入1価値への導入を図る。○友達がいてよかったなあと思うことを聞かせてください。・休み時間に一緒に遊んだり,話したりして楽しい。・勉強を教えてくれて助かった。◇友達についての考えを共有できるようにする。◆学級の友達と楽しく過ごしている様子の写真を掲示し,場面を想起しやすいようにする。展開2教材「友達だから」を読んで,ひろしの気持ちについて考える。めあて「友達」ってどんな人か考えよう。○もやもやした気持ちが広がっていったのは,どのような気持ちからでしょう。・ひどいなあ。自分のことばかり考えて。・ノートを貸すのは友達ではない。・たつやのためにならない。○「あとは自分でしたら……。」と言ったとき,ひろしはどんなことを考えていたでしょう。・友達だからこそ相手のためになるようにする。・自分で宿題をやらないと意味がない。・断っても,たつやならわかってくれるかも。◎たつやがにっこりほほえんだのを見たとき,ひろしはどんな思いになったのでしょう。・ぼくの気持ちをわかってくれた。・よりよい友達として。・友達だからこそ……。・たつやはやっぱり友達だ。・友達とは高め合い助け合う人だ。・これからもたつやといい友達でいたい。・言いにくいことも友達のために言うのが友達だ。・助け合うのが友達だ。◆「ひろし」と「たつや」を掲示し,2人が友達であることを確認する。◇算数のノートを貸してと言われたひろしが友達として迷う気持ちについて気付かせる。◆たつやのセリフを吹き出しで提示し,友達に対するひろしの思いをとらえやすくする。◇友達だから,たつやに自分で宿題をやってほしいと願うひろしの気持ちに気付かせる。◇ひろしのたつやへの思いが伝わったときの気持ちに気付かせる。★自分の思いが伝わったと気付くひろしの気持ちを考えることから,友達と互いに信頼し合い,助け合おうとする気持ちになったか。深める発問たつやはひろしのどんな思いをわかってくれたのでしょう。3自分の生活を振り返る。○自分にとって友達とはどんな人たちですか。また,自分はその友達にとってどんな人でいたいですか。★自分がこれから大切にしたい友達との関わり方を考えることができたか。終末4教師の説話を聞く。◆谷川俊太郎の『ともだち』の詩を読み,友達のよさを感じ取らせる。13