ブックタイトルどうとくのひろば No.17

概要

どうとくのひろば No.17

道徳教科化に向けて，今のうちにこれだけは！　道徳科の評価についての，「道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議」による報告書です。評価の基本的な考え方，評価のための具体的な工夫，今後の方向性，発達障害等のある児童生徒への必要な配慮について，多様な指導方法の確立や評価の工夫・改善のために必要な条件など，道徳の評価についての報　平成30年４月１日から全面実施される「改正小学校学習指導要領」で，道徳の時間が「特別の教科　道徳」（以下「道徳科」）として位置づけられました。　その指導要領の内容を詳しく解説したのがこの本です。文部科学省による解説ですから，道徳科とはどんな科目かという基本的な内容を押さえるための必読書です。　内容は，総説，道徳教育の目標，道徳科の内容，指導計画の作成と内容の取扱い，道徳科の評価の５章からなります。　特に，道徳科で扱うべき内容項目が小中を通じて一覧表になっているので，どのような内容項目が児童生徒の発達段階に応じてどう発展していくのか，全体的学習指導要領解説　特別の教科　道徳編検 索に把握することができます。授業計画を立てる上でもぜひ把握しておきたい部分です。　冊子での販売もされますが，文部科学省のホームページから無料でダウンロードできます（全１12ページ）。特 集　平成30年4月から，いよいよ小学校の道徳の時間が「特別の教科　道徳」（以下，道徳科）となります。　教科化にあたって何を知っておけばいいのか，読むべき資料，指導方法，いまさら聞けないＱ＆Ａの３つの観点からご紹介します。これだけは読みたい基礎資料―無料で揃う最強ラインナップ！その1小学校学習指導要領解説「特別の教科　道徳編」平成27年７月（文部科学省）「特別の教科　道徳」の指導方法・評価等について（報告）平成28年７月22日（道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議）教科化解説の王道－これは必須評価について知るために「特別の教科　道徳」の指導方法・評価等について（報告）小学校学習指導要領解説「特別の教科　道徳編」2