ブックタイトルどうとくのひろば No.17
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どうとくのひろば No.17
特 集道徳教科化に向けて,今のうちにこれだけは!児童が道徳の授業に興味を示さず,発問しても反応がありません。どのようにすればよいのでしょうか?5つの要因から見直しましょう。 道徳科の授業で教材を読んだあと,主人公の考え方や感じ方を話し合おうとして主発問をしますが,子どもたちの反応がよくなく,進んで発表しようとしない場面を見かけます。どんな原因があるのでしょうか。主に考えられる原因は以下の5つです。① 学級経営に問題がある。② 不明確な主発問になってしまっている。③ 主発問がマンネリ化している。④ 発問内容に矛盾が起こっている。⑤ 場や条件が不明確である。 授業を振り返って,当てはまっているように感じたら原因を次のようにして解消してみましょう。① 学級が自分の感じ方や考え方を出しにくい雰囲気になっていないか。 道徳科だけでなく,他の教科の学習時間でも,話しにくい雰囲気になっていないかどうか振り返ってみる必要があります。もし,すべての授業で話しにくい雰囲気があるなら,進んで話ができる学級をつくることが大切です。学級経営を充実することが必要になります。② 主発問の内容が変わっていないか。 子どもの反応がよくないと,次から次へと主発問を変えていませんか。教師は発問をかみ砕いているつもりですが,子どもはどの主発問に応えたらいいのか戸惑って,ますます反応が悪くなります。挙げている手が下りてしまう場合もあります。一度発問したらじっくりと考える時間をとりましょう。子どもが発問を聞いていなかったと感じたのなら,同じ文言の発問を繰り返しましょう。事前に十分に練られた主発問を準備しておき,いったん発問した文言の言い直しは避けるようにしましょう。QA 平成30年度より実施される「特別の教科 道徳」。この新しい教科にどのように取り組んでいけばよいのでしょうか? 日文Webサイト内「道徳と日文」特設ページでは,先生方のさまざまな疑問に対して,大阪市立上福島小学校校長の坂部俊次先生にお答えいただいています。その一部をご紹介しましょう。考え,議論する道徳のためのQ&A その36