ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

どうとくのひろば No.18

目標を達成するために,どのように信念を貫けばいいのか。前号に引き続き,滝川クリステルさんにその方法を教えていただきました。子どもたちの反応ですね。実は私に会いたがる子どもたちが多くて。小中学校,高校生の子たちの「講演に来てください。」という話とは別に,個人的に。たとえば友人の子どもたちが私の活動を知って,一人で募金活動をしたり,何かを作ってそれをお金にして,「これを猫ちゃん,犬ちゃんに使ってください。」と私のところに持ってきたり。そういう子どもがたくさんいるのは素直にうれしいですよね。敏感ですね。今まで現実を知らなかっただけで,知ったときの彼らの行動力はすごいですね。大人のような「どうしよう。」がないんですよ。素直に感情のままに,「これ以上殺しちゃいけない。」っていうシンプルな答えが彼らの中にあるので。そこに私はすごく希望を持っています。一方,伝えて知ってもらうことで,こんなに純粋に動く子たちがいるわけだから,やっぱり「知らせないこと」はひとつ道を塞いでいるんだなと思います。こころのひろば「共に,生きる。」滝川クリステルフリーアナウンサー,「クリステル・ヴィ・アンサンブル」代表理事1977年 フランス生まれ。青山学院大学文学部卒業。2002~2009年 フジテレビ『ニュース JAPAN』のメインキャスターを経てフリーに。WWF(世界自然保護基金)ジャパン顧問,世界の医療団 親善大使を務める。2013年 フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。東京2020オリンピック・パラリンピック招致活動に貢献。2014年 アニマルウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロを目的に「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立し,殺処分される犬や猫を減らす活動に力を入れている。プロフィール【一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル】http://www.christelfoundation.org/<後編>―「クリステル・ヴィ・アンサンブル」の活動中に印象に残ったエピソードはありますか?― 子どものほうが大人よりも敏感ですか?