ブックタイトルどうとくのひろば No.20
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どうとくのひろば No.20
内容項目 : D「よりよく生きる喜び」自分らしく生きるアンプティサッカーとともに生きる(自作教材)展開例学習活動(◎中心発問,○主な発問,・予想される児童の反応) ◇指導上の留意点 ☆評価導入1 古城暁博さんについて知り,「自分らしく,よりよい生き方」とはどんな生き方なのかを考える。◇古城暁博さんの写真や映像を見せ,児童の教材への関心を高める。また,道徳的価値を提示することで,授業のねらいを明確にする。古城さんがサッカーをしている様子を提示し,教材への導入を図る。○古城暁博さんの姿から,「自分らしく,よりよい生き方」について考えましょう。展開2 教材「アンプティサッカーとともに生きる」を読み, 話し合う。○公式戦に出場することができなくなった古城さんは,どのような気持ちだったでしょうか。・目の前が真っ暗だ。・もうサッカーをやめるしかない。・このまま生きていくのはつらい。◇義足で公式戦に出場することができなくなった古城さんの心情に共感させ,人間は誰しも弱い面があることを理解させる。○アンプティサッカーに出合った古城さんは,どのような気持ちだったでしょうか。・またゼロからサッカーをがんばるぞ。・今まで以上にがんばりたい。・新しい目標に向かってがんばっていこう。◇希望がもてるようになった古城さんの心情に共感させ,古城さんの強さに気付かせる。○古城さんは,どのような気持ちでアンプティサッカーの普及活動に取り組んでいるのでしょうか。・たくさんの障害者を勇気づけたい。・障害者スポーツを発展させたい。・障害者と健常者の壁をなくしたい。◇自分のためだけではなく,みんなのために競技や普及活動に取り組む古城さんの気高い思いに共感させる。◎古城さんのどんなところが「自分らしく,よりよい生き方」だと思いますか。・体は不自由でも,自分にできることを見つけ,常に挑戦しようとする姿。・くじけそうになっても,あきらめないで練習を続ける姿。・自分のことだけではなく,障害者全体のことを考えている姿。◇導入での発問や,本時の学習を振り返り,ねらいとする道徳的価値から外れないようにする。3 今までの自分自身の生活を振り返り, ねらいとする道徳的価値について考えを深める。◇スポーツ選手としてではなく,古城さんの強さや気高さといった生き方そのものに焦点を当て,自らの生き方についての自覚を高めさせる。☆古城さんの強さや気高さを理解し,自らもよりよく生きていこうとする心情を育てる。○あなたにとって「自分らしく,よりよい生き方」とはどんな生き方でしょうか。・自分の良いところを大切にすること。・生きがいを感じて生きること。・自分に負けないこと。終末4 教師の説話を聞く。◇身近にも「自分らしく,よりよい生き方,誇りある生き方」をしている人がいることに気付かせる。よりよく生きようとする古城暁博さんの強さや気高さを理解し,自らもよりよく生きていこうとする心情を育てる。主題名ねらい教材名9