ブックタイトルどうとくのひろば No.20
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どうとくのひろば No.20
段階学習活動(◎中心発問,○補助発問,・予想される生徒の反応) ◇指導上の留意点つかむ1 ねらいとする価値を意識した絵を提示する。○「だまし絵」から2種類の絵を見つけ,物事の見方について考えましょう。・いろいろな見方があるということ。・自分だけでは気づかないこともあること。・どれも間違いではないこと。◇ 2 種類の見方が比較的容易にできる絵と,片方の絵にとらわれすぎるとなかなかもう片方の絵が見えない絵を用意する。考える・深める2 教材「言葉の向こうに」を読んで話し合う。○好きな選手の悪口を書かれた主人公はどんな気持ちだったのでしょう。・ファンサイトなのに悪口を書くなんて許せない。・嫌いなら見なきゃいいのに。・悪口を書いた人たちに反論してやる。◇共感し,感動していた主人公の気持ちが徐々に怒り,憤りに変化していることを確認する。○反論したことに対して,「同じレベルで争わないで」と言われた主人公はどんな気持ちだったのでしょう。・A選手をかばっているのに,なぜ責められるのか。・悪いのは悪口を書いた人なのに。◇想像しやすいように電子黒板に実際の掲示板のような文字を表示してイメージさせる。◎「すごいこと発見しちゃった」主人公は何を発見したのでしょう。・人によって見え方が違うこと。・画面の向こうには顔があること。・1つのことにもいろいろな人の考え方があること。・ネットはたくさんの人が見ていること。◇まずは個で考え,小集団での交流をした後,全体で意見を共有する。◇「画面の向こうに顔がある」というところから,書き込みの何気ない言葉の向こう側にあるものを考えさせる。3 自分の生活を振り返る。◯今日の学習から学んだことをまとめましょう。・人それぞれの立場があるし,考え方も違う。・自分の考えを押しつけるのではなく,いろんな見方ができるといい。・違う意見の人もいるから,学べることもある。◇意見の交流,共有から改めて何を発見したのかを書かせる。見つめ直す4 教師の説話を聞く。◇『言葉の力』(大岡 信)の一部を取り上げ,言葉は本来,言葉を発したその人自身を表していることを伝える。内容項目 : B「相互理解,寛容」認め合い学び合う心を自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,それぞれの個性や立場を尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解し,寛容の心をもって謙虚に他に学び,自らを高めていく。言葉の向こうに(『私たちの道徳 中学校』文部科学省)展開例主題名教材名ねらい11