ブックタイトルどうとくのひろば No.21
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どうとくのひろば No.21
内容項目 : A「個性の伸長」それじゃ,ダメじゃん(『小学道徳 生きる力6』日本文教出版)展開例学習活動(◎中心発問,○主な発問,・予想される児童の反応) ◇教師の働きかけ導入1 「 春風亭昇太さん」について知り,「短所」についてのイメージを考える。◇昇太さんの映像を見せ*,落語やテレビで活躍していることを伝え,教材に対する関心を高める。◇短所を知られたり,人前で言ったりすることに抵抗があるという意見を押さえておく。・知られるのが嫌。・恥ずかしい。展開2 本時の課題を知り,教材について話し合う。◇ p.22まで(昇太さんが短所と長所について考え直すところ)を読む。教材の題名は隠しておく。○昇太さんは,中学生,高校生の頃には,どうして短所を隠そうと思ったのだろう。・短所を見られるのが恥ずかしい。・親や先生から注意される。◇昇太さんの短所を確認するとともに,導入で出された短所のイメージと重ねさせることで,誰にでも短所を否定的に思う気持ちがあることを捉えさせるようにする。○昇太さんが出会った長所は何だろう。・おしゃべりを生かして一生懸命落語をすること。・大勢の前で落語ができること。◇短所が長所となったことを確認し,どうしてそう思えたのか考えさせるようにする。○「それじゃ,ダメじゃん」という言葉には,昇太さんのどんな思いが込められているのかな。・短所も努力すれば長所になるはずだ。・短所も見方次第では短所でなくなる。・自信を持ってやれば短所でなくなる。・自分で改めようとしないと自分の短所は直らない。自分らしさを生かしていくことができるのは自分の考え方次第。◇続きを読み,昇太さんが言った「それじゃ,ダメじゃん」という言葉を紹介する。◎昇太さんのように,自分自身に言い聞かせる言葉を考えてみよう。そして,短所を改め自分らしさを伸ばしていこうとするには,どんなことが大切か話し合おう。・「このままではいけない」自分で何とかしようと思うことが大事だから。・「自信をもて」自信をもってやれば,前向きに考えられるから。終末3 感想を書き,全体の前で発表する。○今日の学習を通して,「○○が大事だと分かった。理由は~」や「最初○○と思っていたけど,Aくんの考えを聞いて,自分の考えが△△に変わった」などのように自分の考えたことを書いて発表しよう。◇この時間に考えたことから,これまでに思っていた自分の短所をどのように見つめ直そうと思ったかを書くように声掛けする。教材名自分の短所や長所について考えてみよう。「それじゃ,ダメじゃん」という言葉に込められた昇太さんの思いを考えていくことを通ねらい して,短所を改め自分らしさを伸ばしていこうとする心情を育てる。主題名 長所と短所【思考を深める働きかけ】(揺さぶり)「昇太さんの言っていることは分かるけど“ 短所=はずかしい,隠したい” という思いを,そう簡単に捨てられるかな」と揺さぶり,自分らしさを伸ばしていくことは自分自身にしかできないこと,自分に向き合うことが大切であることを捉えさせる。【自分事として考えるための働きかけ】短所を改め,自分らしさを伸ばしていこうとするための考え方として大切なことを自分事として捉えることができるように,自分なりの言葉を考えさせ,そう思ったわけを述べさせるようにする。9