ブックタイトルこれからの道徳科の授業と「道徳ノート」の活用

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これからの道徳科の授業と「道徳ノート」の活用

日文 教授用資料平成29年(2017年)10月31日発行CD 33376これからの道徳科の授業と「道徳ノート」の活用というページ(図⑦)が置かれていて,教師の判断で学期ごとや学年ごとに書かせることもできます。 そのことにより,次のような子ども一人一人の変容や成長の状況を把握することができます。・学年初めから学年末にかけての記述量・道徳的価値についての理解の深まり・友達の意見への興味や関心,把握の程度・他教科の学習や生活とを関連付けた思考の深まりなど,「道徳ノート」を通して把握できることはたくさんあります。これらのことを通して・子どもの成長を受け止め,認め,励ます個人内評価・ 個々の内容項目ごとではない,大くくりなまとまりを踏まえた評価・一年間という長い期間の中で変容を見取ることなど,子どもの自己評価も含めて,認め励ます評価へ繋げることができます。 ② 家庭との連携と「道徳ノート」 子どもの道徳性の育成は,道徳科を要とした学校におけるすべての教育活動を通じて行われますが,言うまでもなく,それで完結することではなく,家庭との連携がとても重要です。  家庭の立場から考えると,学校の道徳授業を見たり,その内容を知ったりする機会はあまりなかったのではないかと思います。それは,授業参観の機会が少ないことや,副読本などの教材を子どもたちが家庭に持ち帰って,家族で学校の道徳授業を話題にする機会が少なかったということなのではないかと考えられます。 その点,教科書を使う道徳科では,家庭で保護者がその内容を目にする機会も増えることでしょう。 「道徳ノート」には,「保護者記入欄」(図⑦の①)が設けられています。必要に応じて,子どもが道徳の授業で学んだ心に残ったお話を書き,それを家庭に持ち帰って見せることによって,道徳授業の様子や道徳的価値について話題にする一助にすることができます。もちろん,必要に応じてとは,教師の側からだけではなく,家庭の側からの必要に応じて,という意味もあるので,自由に活用することができるとよいでしょう。 「道徳ノート」を適切に活用しながら,道徳科の充実を進めましょう。図⑦「道徳ノート」の巻末ページ①