ブックタイトルやってみよう!小中連携をとおした道徳教育と評価
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やってみよう!小中連携をとおした道徳教育と評価
「中1 ギャップ」を防ぐための出前授業と合同授業3 中学校校区の小学校同士,小小連携の取組としては,中学校の先生による道徳科の出前授業が挙げられます。道徳科の場合,小学校高学年~中学校で活用できる読み物教材(「ロレンゾの友達」など)があるので,他教科以上に出前授業がしやすいでしょう。授業自体を受けもつことが難しければ,小学校の授業にゲストティーチャーとして参加したり,TT 授業を行ったりしてもよいです。 また中学1年生と小学6 年生,さらに他校の小学6 年生合同で道徳科の授業を行うこともできます。 これらによって,中学校生活への戸惑いを取り除き,好ましい人間関係づくりを援助することができ,「中1 ギャップ」の防止に役立つと考えられます。4 ローテーション道徳と学年道徳 このほか,道徳科で有効な授業形態を紹介します。? ローテーション道徳 年に数回,その学年の先生が交代で学年の全学級を回って道徳科の授業を行う取組のことです。その間,先生はそれぞれ同じ教材を使用し続けます。 何度も同じ教材で授業を行うことで,先生の授業力の向上につながり,また中学校の場合は先生の専門教科や得意分野などを生かした道徳科の授業を展開できると考えられます。? 学年道徳 学年集会のように全学級が体育館などに集まり,その学年の先生全体で道徳科の授業を行います。子どもにとっては,普段は接しない他学級の意見が聞けますし,先生にとっては,事前の打ち合わせ(学年会)が,そのまま授業の研修になります。 体育館2 組クラス座席 T(担任) T:マイク担当 T:板書担当 T:授業者白 板3 組クラス座席4 組クラス座席 T(担任) T(担任)後1 組クラス座席 T(担任)前後5 組クラス座席ステージ T(担任)※ T:学年の教師 ○:子ども前小,中学校合同の授業では,小学生には中学生への憧れや期待を育み,中学生には(班でファシリテーター役を務めることなどで)自己有用感を育むことができます。1学年3クラス,担任3名,副担任2名の学年の場合※教師はそれぞれA ~ E の教材を使用し続ける1組2組3組1組担任A 1週目A B C2組担任B 2週目D A B3組担任C 3週目E C A副担任D 4週目B E D副担任E 5週目C D Eローテーション道徳の例学年道徳の例5