ブックタイトル『中学道徳 あすを生きる』 活用しよう!「道徳ノート」

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『中学道徳 あすを生きる』 活用しよう!「道徳ノート」

日文 教授用資料平成30年(2018年)11月30日発行CD 33430活用しよう!「道徳ノート」『中学道徳 あすを生きる』3①「自分への振り返り」欄の活用 各ページの最下段にある「自分への振り返り」欄(前ページの★)は,教師による数値や段階別,項目別などの評価を求めるものではありません。自己評価として,学んだことを振り返るために設定したものです。書くことが苦手な生徒の場合,まずこの欄に記入して考えを整理したうえで「自分に+1」を記入すると,思考を広げやすくなります。 この欄は生徒によって記入の基準が異なるため,ほかの生徒と比較しても意味はありませんが,生徒の成長の転機を見取ることができます。たとえば,それまでの授業ではこの欄の右側に〇印が集まっていたのが,ある授業で左側に〇印が集まった場合,その授業は生徒にとって何か特別の意味があった可能性があります。このような授業を通知表で取り上げると,生徒の自己評価と教師の評価が一致し,より納得感のある評価に近づきます。「自分への振り返り」の積み重ねが,生徒なりに道徳性を深めるきっかけになります。②生徒の記入内容を大切に 心通うコメントを教師が記入すると,生徒とのコミュニケーションに役立ち,生徒の心を書き留めた,その生徒だけの「宝物」となります。コメントは,場合によっては短くてもよいのです。「すごくよい言葉だね!」「この気持ちは大切!」などと書いたり,花丸をつけたりしてもよいでしょう。 また,生徒が書いた「自分に+ 1」をコピーして「道徳通信」に利用することで,振り返りをさらに深めることもできます。なお,日常的に「道徳通信」で「自分に+ 1」などを紹介していると,どんな授業をしているか示すことができ,通知表の所見に対する保護者の理解が得やすくなります。③授業評価の資料として 「道徳ノート」の記入内容は,授業プラン(発問,授業展開,板書など) を見直す資料としても利用でき,教師の授業改善にも役立ちます。 「道徳ノート」を活用した通知表への記入例として,たとえば次のような表現が考えられます。「 道徳ノート」と評価 ?評価にも大いに役立てることができます。■巻末の振り返り欄はこう使う 巻末には,学期末や年度末に活用できる振り返り欄があります。それまでの学習を振り返ることで,生徒は学びを心に留めることができます。教師にとっては,この欄の記述をもとに,生徒の印象に残った学習のページを確認することで,指導要録や通知表での評価に生かすことができます。○○さんは,教材の主人公の行動を自分のこととして捉え,考えを深めようとする姿勢がよく見られました。7 月3 日の「挫折から希望へ」の学習では,登場人物に自分を重ね,人間の弱さに気づきながら少しずつでもコツコツと頑張っていきたいという思いをノートにまとめて,考えを深めました。教師による授業中の観察1 時間ごとの道徳ノート生徒一人ひとりの個人内評価へ学期末,年度末の振り返り●道徳科における評価40印象に残った学習と,なぜ印象に残ったのかを学期末などに書きましょう。道徳の学習で学んだことを書いてみよう    月 日◆ 保護者記入欄    月 日    月 日◆ 保護者記入欄◆ 保護者記入欄???????????????????????????????????????????????? ????????????????????????????????????