ブックタイトル中学校数学「データの活用」新教材の指導の手引き
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中学校数学「データの活用」新教材の指導の手引き
20 日文 教授用資料(1)① 札幌 ② 大阪③ 仙台 ④ 那覇(2)a,d(3)大阪,図1(4)図2解説(1)①?④のいずれも,図2 の箱ひげ図から基本的な情報を読み取ることができるかを確かめる問題です。① 6 つの箱ひげ図のうち,左端の位置が最も左側にあるものが答えです。② 6 つの箱ひげ図のうち,中央値を表す縦線が最も右側にあるものが答えです。③ 6 つの箱ひげ図のうち,全体の長さが最も長いものが答えです。④ 6 つの箱ひげ図のうち,箱の部分の長さが最も短いものが答えです。(2)図1 のヒストグラムと図2 の箱ひげ図から,必要な情報を選択して読み取ることができるかを確かめる問題です。a 図1,図2 のどちらからでも,正しいことを読み取ることができます。b 図1 から,正しくないことを読み取ることができます。図1 の縦軸の1 めもりが度数の2 日を表していることに注意が必要です。c 図2 から,正しくないことを読み取ることができます。d 図2 から,正しいことを読み取ることができます。那覇の範囲は6℃より小さく,仙台の四分位範囲は6℃より大きいことが(7 ℃より大きいことも)読み取ることができます。e 図1 から,博多の35℃以上の日数は9 日とわかります。その2 倍以上ということは,18 日以上ということです。一方,図2 から,博多の28℃未満の日数は15 日以下であることがわかります(値の総数が62 個だから,第1 四分位数は小さい方から16 番目の値と一致する)。 以上より,正しくないことを読み取ることができます。f 図2 から,正しくないことを読み取ることができます。中央値と第3 四分位数は大阪が最も大きいのですが,第1 四分位数は那覇の方が大きいことが読み取れます。(3)ヒストグラムからは読み取ることができて,箱ひげ図からは読み取ることができないことがらです。(4)箱ひげ図からは読み取ることができて,ヒストグラムからは読み取ることができないことがらです。那覇のヒストグラムからは,30℃の日が54 日あった可能性も否定できません。一方,箱ひげ図からは,31℃から33℃の間の区間に箱が収まっていることから正しいことがわかります。2年の練習問題(例)の解答・解説