ブックタイトル中学校数学「データの活用」新教材の指導の手引き

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概要

中学校数学「データの活用」新教材の指導の手引き

日文 教授用資料 1平成29 年3 月に告示された新学習指導要領において,中学校数学科では,統計教育を重視するという方針が打ち出され,従来の「資料の活用」領域は「データの活用」領域に改称されました。扱う内容・用語としては,「平均値,中央値,最頻値,階級」が中1 から小6 へ,「多数の観察や多数回の試行によって得られる確率」が中2 から中1 へそれぞれ移行するとともに,「累積度数」が中1,「四分位範囲や箱ひげ図」が中2 に加えられました。また,中学校ではすべての学年で「批判的に考察し」という文言が示されました。さらに,『学習指導要領(平成29 年告示)解説数学編』(日本文教出版)には,「累積相対度数」や「相対度数を確率とみなすこと」についても述べられています。本資料では,中学校数学科の「データの活用」領域における新教材を中心に,指導するにあたって知っておきたいことがらを,具体的な事例を挙げて解説しています。既刊『小学校算数・中学校数学「データの活用」指導の初歩の初歩』(平成30 年5 月発行,日本文教出版ウェブページで公開中)と合わせて,先生方の教材研究の一助としていただければ幸いです。累積度数と累積相対度数【中1】 2統計的確率【中1】 5 1年の練習問題(例) 8 1年の練習問題(例)の解答・解説 9範囲と四分位範囲【中1?中2】 10箱ひげ図の基本【中2】 12箱ひげ図の見方【中2】 14ヒストグラムと箱ひげ図の対比【中2】 16 2年の練習問題(例) 18 2年の練習問題(例)の解答・解説 20 参考資料:累積相対度数と四分位数 21批判的思考【中1?中3】 22 参考資料:移行措置での対応 24・本資料に示す指導学年は,新学習指導要領に基づくものです。・本資料では,気象庁ウェブサイトより入手した気象データを取り上げています。そこに示されている「東京」「大阪」「福岡」「博多」などは,いずれも都市名ではなく気象データの観測地点名です。・Microsoft R Excel R は,米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。◆もくじ◆はじめに