ブックタイトル道徳科「深い学び」のための内容項目ハンドブック

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概要

道徳科「深い学び」のための内容項目ハンドブック

小・内容項目小・低学年(19項目) 小・中学年(20項目)内容項目本書のキーワード内容項目本書のキーワードA 主として自分自身に関すること  |  「自分との闘い」善悪の判断,自律,自由と責任 よいことと悪いこととの区別をし,よいと思うことを進んで行うこと。「よいことと悪いこと」「喜び」 正しいと判断したことは,自信をもって行うこと。「やればできる」「自信」正直,誠実 うそをついたりごまかしをしたりしないで,素直に伸び伸びと生活すること。「モヤモヤとすっきり」 過ちは素直に改め,正直に明るい心で生活すること。「自分を偽らない」「自分に正直」節度,節制 健康や安全に気を付け,物や金銭を大切にし,身の回りを整え,わがままをしないで,規則正しい生活をすること。「よい生活習慣の気持ちよさ」 自分でできることは自分でやり,安全に気を付け,よく考えて行動し,節度のある生活をすること。「自分でしっかり考える」個性の伸長 自分の特徴に気付くこと。「自分のよいところ」 自分の特徴に気付き,長所を伸ばすこと。「よさは伸びる」希望と勇気,努力と強い意志 自分のやるべき勉強や仕事をしっかりと行うこと。「頑張った喜び」 自分でやろうと決めた目標に向かって,強い意志をもち,粘り強くやり抜くこと。「もっとよくなりたい」真理の探究B 主として人との関わりに関すること  |  「相手のことを最大限に大切に」親切,思いやり 身近にいる人に温かい心で接し,親切にすること。「温かさ」「相手のこと」 相手のことを思いやり,進んで親切にすること。「相手の気持ち」感謝 家族など日頃世話になっている人々に感謝すること。「ありがとうがいっぱい」 家族など生活を支えてくれている人々や現在の生活を築いてくれた高齢者に,尊敬と感謝の気持ちをもって接すること。「ここまで私たちのことを」礼儀 気持ちのよい挨拶,言葉遣い,動作などに心掛けて,明るく接すること。「あいさつパワー」 礼儀の大切さを知り,誰に対しても真心をもって接すること。「心を届ける」友情,信頼 友達と仲よくし,助け合うこと。「仲よしっていいな」 友達と互いに理解し,信頼し,助け合うこと。「双方向の信頼」相互理解,寛容 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,相手のことを理解し,自分と異なる意見も大切にすること。「自分と相手は違う考え」C 主として集団や社会との関わりに関すること  |  「集団の中に自分もいる。自分も仲間の一人」規則の尊重 約束やきまりを守り,みんなが使う物を大切にすること。「みんながよい気持ち,みんながいやな気持ち」 約束や社会のきまりの意義を理解し,それらを守ること。「みんな同じ思いや願いがあるから」公正,公平,社会正義 自分の好き嫌いにとらわれないで接すること。「仲間はずれがないと,みんな楽しい」 誰に対しても分け隔てをせず,公正,公平な態度で接すること。「みんな,仲間」勤労,公共の精神 働くことのよさを知り,みんなのために働くこと。「働くことの喜び」 働くことの大切さを知り,進んでみんなのために働くこと。「みんなの役に」家族愛,家庭生活の充実 父母,祖父母を敬愛し,進んで家の手伝いなどをして,家族の役に立つこと。「家族の役に立つ喜び」 父母,祖父母を敬愛し,家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくること。「家族の一人として」よりよい学校生活,集団生活の充実 先生を敬愛し,学校の人々に親しんで,学級や学校の生活を楽しくすること。「学校は楽しい」 先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合って楽しい学級や学校をつくること。「自分たちの学級」伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度 我が国や郷土の文化と生活に親しみ,愛着をもつこと。「私たちの自慢」 我が国や郷土の伝統と文化を大切にし,国や郷土を愛する心をもつこと。「自分たちの地域」国際理解,国際親善 他国の人々や文化に親しむこと。「他国と接する楽しさや親しみ」 他国の人々や文化に親しみ,関心をもつこと。「文化の違い」D 主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること  | 「ちっぽけだけど,とてつもなく重く,大きなもの」生命の尊さ 生きることのすばらしさを知り,生命を大切にすること。「生きているから」 生命の尊さを知り,生命あるものを大切にすること。「一つしかない命,支えられている命」自然愛護 身近な自然に親しみ,動植物に優しい心で接すること。「動植物と仲よし」 自然のすばらしさや不思議さを感じ取り,自然や動植物を大切にすること。「自然のもつ力」感動,畏敬の念 美しいものに触れ,すがすがしい心をもつこと。「目の前に広がる美しさやすごさ」 美しいものや気高いものに感動する心をもつこと。「心で感じる美しさやすごさ」よりよく生きる喜び小・高学年(22項目) 中学校(22項目)中・内容項目内容項目本書のキーワード内容項目本書のキーワードA 主として自分自身に関すること  |  「自分との闘い」 自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動をすること。「自由と責任」 自律の精神を重んじ,自主的に考え,判断し,誠実に実行してその結果に責任をもつこと。「逃げない心」「誇り」「誇りから生まれる誠実さ」自主,自律,自由と責任 誠実に,明るい心で生活すること。「自分に対する誠実さ」 安全に気を付けることや,生活習慣の大切さについて理解し,自分の生活を見直し,節度を守り節制に心掛けること。「自分を見つめる」 望ましい生活習慣を身に付け,心身の健康の増進を図り,節度を守り節制に心掛け,安全で調和のある生活をすること。「ほどよさを自分でコントロール」節度,節制 自分の特徴を知って,短所を改め長所を伸ばすこと。「自分磨き」 自己を見つめ,自己の向上を図るとともに,個性を伸ばして充実した生き方を追求すること。「未来の自分を輝かせるのも自分」向上心,個性の伸長 より高い目標を立て,希望と勇気をもち,困難があってもくじけずに努力して物事をやり抜くこと。「目標に向かって確かな一歩」 より高い目標を設定し,その達成を目指し,希望と勇気をもち,困難や失敗を乗り越えて着実にやり遂げること。「自分の弱さに打ち克つ」希望と勇気,克己と強い意志真理を大切にし,物事を探究しようとする心をもつこと。「分からないことをそのままにしない」 真実を大切にし,真理を探究して新しいものを生み出そうと努めること。「真理の探究が人生を豊かに」真理の探究B 主として人との関わりに関すること  |  「相手のことを最大限に大切に」 誰に対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切にすること。「相手の立場」 思いやりの心をもって人と接するとともに,家族などの支えや多くの人々の善意により日々の生活や現在の自分があることに感謝し,進んでそれに応え,人間愛の精神を深めること。「さりげなさ」「見ようとしない自分の弱さ」思いやり,感謝 日々の生活が家族や過去からの多くの人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し,それに応えること。「つながりに守られて」 時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接すること。「心と形」 礼儀の意義を理解し,時と場に応じた適切な言動をとること。「TPOと自分の心」礼儀 友達と互いに信頼し,学び合って友情を深め,異性についても理解しながら,人間関係を築いていくこと。「磨き合い,高め合い」 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち,互いに励まし合い,高め合うとともに,異性についての理解を深め,悩みや葛藤も経験しながら人間関係を深めていくこと。「互いのプライドの尊重」友情,信頼 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。「違いは豊かさ」 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,それぞれの個性や立場を尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解し,寛容の心をもって謙虚に他に学び,自らを高めていくこと。「頑なな自分と開く自分」相互理解,寛容C 主として集団や社会との関わりに関すること  |  「集団の中に自分もいる。自分も仲間の一人」 法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り,自他の権利を大切にし,義務を果たすこと。「権利があるから義務がある」 法やきまりの意義を理解し,それらを進んで守るとともに,そのよりよい在り方について考え,自他の権利を大切にし,義務を果たして,規律ある安定した社会の実現に努めること。「法やきまりは自分たちが作ったもの」遵法精神,公徳心 誰に対しても差別をすることや偏見をもつことなく,公正,公平な態度で接し,正義の実現に努めること。「仲間の問題は,自分たちの問題」 正義と公正さを重んじ,誰に対しても公平に接し,差別や偏見のない社会の実現に努めること。「閉じた正義と開かれた正義」公正,公平,社会正義 働くことや社会に奉仕することの充実感を味わうとともに,その意義を理解し,公共のために役に立つことをすること。「社会の役に」 社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め,公共の精神をもってよりよい社会の実現に努めること。「集団や社会の主人公」社会参画,公共の精神 勤労の尊さや意義を理解し,将来の生き方について考えを深め,勤労を通じて社会に貢献すること。「自分が社会の力にという喜びと誇り」勤労父母,祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて,進んで役に立つことをすること。「家族それぞれの立場から思いを考えて」 父母,祖父母を敬愛し,家族の一員としての自覚をもって充実した家庭生活を築くこと。「家庭生活を築く主体として」家族愛,家庭生活の充実 先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合ってよりよい学級や学校をつくるとともに,様々な集団の中での自分の役割を自覚して集団生活の充実に努めること。「自分たちの集団や学校らしさ」 教師や学校の人々を敬愛し,学級や学校の一員としての自覚をもち,協力し合ってよりよい校風をつくるとともに,様々な集団の意義や集団の中での自分の役割と責任を自覚して集団生活の充実に努めること。「校風や集団の誇りをつくる」よりよい学校生活,集団生活の充実 我が国や郷土の伝統と文化を大切にし,先人の努力を知り,国や郷土を愛する心をもつこと。「伝統や文化にある先人の思い」 郷土の伝統と文化を大切にし,社会に尽くした先人や高齢者に尊敬の念を深め,地域社会の一員としての自覚をもって郷土を愛し,進んで郷土の発展に努めること。「地域社会の形成者」郷土の伝統と文化の尊重,郷土を愛する態度 優れた伝統の継承と新しい文化の創造に貢献するとともに,日本人としての自覚をもって国を愛し,国家及び社会の形成者として,その発展に努めること。「我が国の形成者」我が国の伝統と文化の尊重,国を愛する態度 他国の人々や文化について理解し,日本人としての自覚をもって国際親善に努めること。「国際親善は自分から」 世界の中の日本人としての自覚をもち,他国を尊重し,国際的視野に立って,世界の平和と人類の発展に寄与すること。「同じ人間として自分にできること」国際理解,国際貢献D 主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること  | 「ちっぽけだけど,とてつもなく重く,大きなもの」 生命が多くの生命のつながりの中にあるかけがえのないものであることを理解し,生命を尊重すること。「つながりの中にある重さ」 生命の尊さについて,その連続性や有限性なども含めて理解し,かけがえのない生命を尊重すること。「広く,深いつながり」生命の尊さ 自然の偉大さを知り,自然環境を大切にすること。「自然と共に生きる」 自然の崇高さを知り,自然環境を大切にすることの意義を理解し,進んで自然の愛護に努めること。「自然に生かされている人間」自然愛護 美しいものや気高いものに感動する心や人間の力を超えたものに対する畏敬の念をもつこと。「人間の力を超えたものの美しさやすごさ」 美しいものや気高いものに感動する心をもち,人間の力を超えたものに対する畏敬の念を深めること。「感動は人を成長させる」感動,畏敬の念 よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し,人間として生きる喜びを感じること。「自分の中にある弱さとそれを乗り越える強さ」 人間には自らの弱さや醜さを克服する強さや気高く生きようとする心があることを理解し,人間として生きることに喜びを見いだすこと。「弱さを強さに」よりよく生きる喜び     「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」(平成29年告示)6「特別の教科 道徳」内容項目一覧と本書のキーワード7