ブックタイトル小学校道徳 沖縄県郷土資料集
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小学校道徳 沖縄県郷土資料集
それでも、池宮城さんは、「ガラスは生き物みた いですからね。作る たびにどんどん変化 しますよ。思い通り いかないのが当然な んです。」と、我が子をいとおしく思うかのようにうれしそうに話します。 池宮城さんの挑戦は、技法だけではありません。四十代になると、今度は大きな作品の制作に打ちこみました。体力もあり技術も身についてきた今このときだからこそのチャレンジでした。大きな作品だと完成までに一か月から数年かかることもあります。「最初は小さいものからはじめてね。この大きな作品は、五年かけて完成させた んですよ。」と話す池宮城さんの作品は、人の心を魅了します。 池宮城さんは、琉球ガラスをより多くの人に知ってもらいたいと願い、次のように言っています。「沖縄に根づいた琉球ガラスを県外でも、世界でも、もっ と身近なものとして、日常的に使ってもらいたい。そ のために、『いや、まだまだ、もっとできる。まだ九十 点。あと十点、まだがんばれる。』という気持ちでチャ レンジを続けていきたいと思います。」 沖縄から世界へのとびらを開こうとする琉球ガラス。道のりは長いけれど、職人さんたちの努力と思いで、一歩一歩、着実にその夢に近づいていくのでしょう。世界中の家庭に琉球ガラスがならぶその日を信じて。自分ならどんなときにがんばれそうかな。考えてみよう!■池宮城さんの作品いけみや ぎわいけみや ぎいけみや ぎみりょうちょうせんぎ ほうぎじゅつせいさくしょくにんおきなわにちじょうゆめいけみや ぎりゅうきゅういけみやぎ10 5 43 421510 5