ブックタイトル小学校道徳 沖縄県郷土資料集

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概要

小学校道徳 沖縄県郷土資料集

*平敷屋青年会うるま市勝連半島にある青年会。同じ地区に、東と西の二つの青年会があり、おどり方や衣装に少しちがいがある。ゴウがいるところは、平敷屋(東)青年会。*パーランクーエイサーで使用される打楽器。近年では、パーランクーの代わりに締太鼓や大太鼓を使うところが増えてきている。*しーじゃかたー青年会の最年長メンバー。二十五才。守り、受けつぐべきものうるま市の平敷屋(東)エイサー■うるま市エイサー祭り■平敷屋青年エイサーの乱れない隊列あこがれの青年会 ― 子ども時代 ― トゥントゥンテントゥン、トゥトゥントゥテン。 沖縄ではお盆になると、毎年、青年会がエイサーをひろうします。ゴウは、おばあちゃんに聞きました。「なんでお盆になるとエイサーをおどるの?」「エイサーはね、今ではいろいろな行事でもおどられているけれど、 もともとは念仏エイサーといって、ご先祖様に見せるためにおどっ たのがはじまりとされているんだよ。なかでも、平敷屋のエイサー は、昔から受けつがれてきた変わらないおどりで有名なんだよ。」「じゃあ、おじいちゃんやお父さんもこのエイサーをおどったの?」「そうだよ。ご先祖様も、昔おどったものを今でもだいじにしている のを見たら、さぞかしうれしいだろうねー。」 平敷屋のエイサーは、パーランクーのバチさばき、足の運び方、腰の落とし方、乱れない隊列など、昔から変わらぬおどりを受けついでいます。伝統的なおどりをたいせつにしているため、大太鼓は使っていません。 ゴウにとって、お盆のときに見た、お兄さん、お姉さんたちの真剣な顔は、幼いころからのあこがれでした。おどりを受けつぐ先輩の姿 ― 青年会入会 ― ゴウは、高校卒業後、念願の青年会に入りました。そこでは、しーじゃかたーが中心になってエイサーを教えてくれます。「はい。腰にタオルをつけて。」(何するんだろう。パーランクーも持たないで。)「腰にかけたタオルが地面につくまで、膝を曲げるんだ。これをこれ から毎日おこなうぞ。」「この練習は、おれたちが青年会に入ったときも、先輩たちに教えて六年生**へ しきやかつれんいしょうへ しきしめだいこ おおだいこ せんぱいすがたへ しき やみだおおだい こしんけんおさなおきなわぼんぼんぼんへ しき やこしこしひざせんぱいへ しき ややこしへ しき やみだ45 4415 10   10 5  5