ブックタイトルいっしょに考えよう図工のABC
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いっしょに考えよう図工のABC
date:選別することが図工の評価の共通理解のために…1目標に準拠した評価や根拠のある評価を作成する。そして,子どもの実態から設けた評価規準を見直す。2題材の評価規準や学習活動における具体の評価規準は,おおむね満足できると判断するBの実現状況であることや,Bのうち十分満足できると判断するAと判断する条件を決めることである。それには,評価規準が示す実現状況を子どもたちの具体的な活動で理解しながら,Aの具体的な実現状況をイメージしながら決める。3学習指導に過重な負担にならない多面的な評価方法のアイデアや観点別評価の総括の考え方を確かめ合う。4大切なことは,努力を要すると判断されるCの状況にいる子どもたちへの支援をどのようにするかについて話し合うことである。それには,教師それぞれの専門性や経験を生かし,適切な支援の工夫やアイデアを共有できるようにする。5年間指導計画を立てる際には,表現領域に縛られたり,作品づくりの方法を固守したりするのではなく,題材がねらいとする資質や能力を中心にして,題材の配列などを計画することである。育成を図る資質や能力については,題材に即して具体的な子どもの姿や様子を話し合うようにし,共通理解を深める。6観点別評価の題材や学期末の総括,学年末の総括や評定についても,学校としての考え方をもち,子どもたちや保護者がおおむね納得できるものを示すようにする。などがある。*岩﨑由紀夫・阿部宏行『私がつくる図画工作科の授業』日本文教出版201134