ブックタイトル子どもと先生を育てる授業のABC
- ページ
- 49/52
このページは 子どもと先生を育てる授業のABC の電子ブックに掲載されている49ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 子どもと先生を育てる授業のABC の電子ブックに掲載されている49ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
子どもと先生を育てる授業のABC
34自分を見直す10のルール子どもに対してやってはいけない10のルール1)名前を呼び捨てにする2)上から目線で対応する3)欠点を探して叱る4)聞いている振りをする5)顔を見ないで対応する6)返事をしない7)約束を守らない(あとで・~するからね)8)指差しで指名する9)掃除をしない10)えこひいきをするはじめは緊張して気を付けていたことも,いつの間にかうやむやになって現在に至っていることがあります。「無くて七癖有って四十八癖」といいます。易きに流れやすい私たちですから,癖になる前に他者の目で見直してみることが大切です。いくつチェックが付きましたか?自身を見直し改善することで授業が変わるとしたら,子どもにとって先生の授業が喜びに変わります。職員室でやってはいけない10のルール1)訪問者に挨拶しない授業中にやってはいけない10のルール1)腕組みをする2)机に手を付いたり座ったまま指導したりする3)サンダル履きで授業をする4)赤刷り指導書で授業をする5)授業中に忘れ物を取りに行く6)下品な言葉を使う7)特定の子どもだけに声をかける8)誤答を笑う(間違いと違い)9)時間を守らない(開始・終了時間)10)字がきたない(板書が雑)2)電話の応対ができない3)机上が乱雑(机にお菓子がある)4)大声をあげる(ひそひそ話をする)5)会議の時にテストの採点をする6)猥雑な話をする(ハラスメント・子どもをもののように扱う)7)公私の区別がつかない(文房具・備品)8)場や状況に合った服装をしない9)子どもや親の悪口を話す(守秘義務と情報の共有の区別ができない)10)事務処理が遅い(提出物や金銭処理ができない)4喜びがみえる※大田堯ほか『岩波講座教育の方法3-子どもと授業』岩波書店1987※ディヴィッド・エルカイント著,戸根由紀恵訳『急がされる子どもたち』紀伊國屋書店2002※伏見陽児・麻柄啓一『授業づくりの心理学』国土社1993※青木幹勇『いい授業の条件』国土社1987※佐伯胖ほか『すぐれた授業とはなにか~授業の認知科学』UP選書東京大学出版会1989※国分一太郎『教師-その仕事』岩波新書1956※市川昭午『教職を志す人のために-これからの学校と教師』明治図書1976※河合隼雄『子どもと学校』岩波新書1992※中村雄二郎『臨床の知とは何か』岩波新書1992※デューイ著,宮原誠一訳『学校と社会』岩波文庫195747