ブックタイトルとくだ先生!と考える「特別の教科 道徳」
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とくだ先生!と考える「特別の教科 道徳」
8◇ 特別の教科となったことで,何が変わるのでしょう 道徳教育や道徳科の目標は,どちらも「道徳性を養う」こととなりました。 では,教科化に当たって,どのように変わらなければならないのでしょうか。 中央教育審議会は,これまでの道徳の時間の課題をいくつか指摘しています。それは,次のようなことです。〇道徳教育の要かなめである道徳の時間が,その特質を生かした指導が行われていない。また,各教科等に比べて軽視されがち。〇学校や教員によって指導の格差が大きい。〇発達の段階が上がるにつれ,授業に対する児童生徒の受け止めが良くない。〇読み物の登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導が行われる例がある。 これらはいずれも,これまでの道徳教育や道徳の時間の中で改善しようとしてきたにもかかわらず,なかなか実現できなかったことです。これらの課題を,教科化することによって,みんなで克服していこうというものです。これまでの課題を踏まえて