ブックタイトルとくだ先生!と考える「特別の教科 道徳」

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概要

とくだ先生!と考える「特別の教科 道徳」

5基本編 さらに,これまで道徳の時間の目標としてあった,「(小学校)道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め」,あるいは「(中学校)道徳的価値及びそれに基づいた人間としての生き方についての自覚を深め」の部分は,学習活動を具体化して「道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ,物事を(中:広い視野から)多面的・多角的に考え,自己の(中:人間としての)生き方についての考えを深める学習」と改められました。つまり,これまでの「道徳的価値の自覚を深める」ことを,具体的にどのように進めていけばよいのかが,分かりやすく示されたということです。 特に,道徳の時間が,登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導や,分かりきったことを言わせたり書かせたりする授業になりがちであったものを改善するために,道徳科の時間に行うことを明確にしたのです。つまり,道徳科の時間は,道徳的価値を自分との関わりでしっかりと考えること,すなわち,これまで,「道徳的価値の自覚を深める」と言ってきたことが目標となっているのです。道徳科の時間の学習