ブックタイトル子どもの絵の発達と道筋
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子どもの絵の発達と道筋
18 真ん中の電車は遠近感があり、カッコよくかいたが、上と下の電車は横から見たようにかいたので、全体としては、矛盾のある絵になった。3、4 年生の子は「かけた!」と満足しているが、5、6 年生の子は「どこかおかしい」と気づきはじめる。 この時期は部分知覚が優勢の時期で、一つ一つの細かいことにこだわってかくが、画面全体を統一的な視点でかけないので、矛盾のある絵になりやすい。1-37 「電車」 Ⅳ 写実の黎明期 小学 3 年 力強くダイナミックで、細かい機械の部品にこだわってかく写実の黎明期の典型的な絵。 この時期は部分知覚が優勢の時期で、一つ一つの細かいことにこだわってかくが、画面全体を統一的な視点でかけないので、矛盾のある絵になりやすい。この絵にも見られる。1-38 「道路工事」 Ⅳ 写実の黎明期 小学 3 年 僕のお父さんは魚屋さんであることに誇りをもってかいている。 何故なら、お父さんは大きく、魚は詳しく生き生きとかいているからである。それに店の名前や電話番号まで大きくかいている。お客さんと店員は関心が薄いので小さくなった。1-39 「僕のお父さんは魚屋さん」 Ⅳ 写実の黎明期 小学 4 年