ブックタイトル新・図工のABC
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新・図工のABC
112時間目育てたい力を考えよう全教科を貫く「三つの柱」教科の目標は三つの柱で整理今回の改訂では,教科の目標を三つの柱を基に資質・能力を整理し,全教科で統一が図られました。「表現及び鑑賞の活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の形や色などと豊かに関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指す」とし,生活や社会への形や色などによる豊かな関わりについて示しています。「造形的な見方・考え方」とは「感性や想像力を働かせ,対象や事象を,形や色などの造形的な視点で捉え,自分のイメージをもちながら意味や価値をつくりだすこと」です(次のページで解説します)。教科の目標の具体は,「(1)知識及び技能」,「(2) 思考力,判断力,表現力等」,「(3) 学びに向かう力,人間性等」の三つの柱に対応して構造が整理され,育成すべき資質・能力がより明確になりました。それぞれの資質・能力は,子どもが自分と向き合いながら,他者や社会,自然や環境などとの多様な関係の中で活動することによって育成されるものです。目標の実現に当たっては,それぞれを相互に関連させながら資質・能力の育成を図る必要があるとしています。学習指導要領は,「第1 目標」を受けて,「第2 各学年の目標及び内容」そして「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」で構成されています。今回の「小学校学習指導要領解説 図画工作編」は,学習指導要領の趣旨を理解し,授業改善に結び付けることができるように詳しく解説されています。