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概要

図画工作のあれこれ

Q&A8子どもたちの表現を否定せず、独自のキャラクターをつくるようにすすめましょう。こうしたケースは学齢によらずかなりの頻度で見られます。昨今はアニメやマンガのキャラクターに接する頻度が高い「視覚優位の遊び」が増えてきているため、子どもたちにはそれらのイメージがどうしても刷り込まれてしまうのです。アニメやマンガのキャラクターは、かつては美術の範疇では語られませんでしたが、今はそれらもまた美術やアートの大事な表現の一つとして位置づいています。それは美術の裾野を広げるという意味で大切なことです。しかし、創造性の発揮という側面から考えると、子どもたちが安易にキャラクターをまねすることはすすめられません。子どもたちの表現を肯定しつつ、独自の創意工夫に溢れたキャラクターづくりを奨励するとよいでしょう。これは◯◯に出てくるキャラクターだね!それもいいけど……自分で考えた君だけのキャラクターを生み出すのも楽しんじゃない?身体優位の遊び視覚優位の遊び