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概要

図画工作のあれこれ

Q&A10少しずつ材料に触れることへの抵抗感を払拭できるようにしていきましょう。屋外で遊ばずに室内でテレビやスマートフォンでゲームに興じる子どもが圧倒的に増えてきている現在、子どもたちが様々な材料や用具に触れる機会が激減しました。そのため、子どもたちに素手で絵の具や粘土等の材料を扱うことへの抵抗感が生まれているのではないでしょうか。このような場合、材料に触れることへの抵抗感を少しずつでも払拭できるような指導が求められます。材料のもつ表情や性質等を理解するには直接の接触が一番ですし、図工の授業はそれらに直接触れる経験ができる貴重な機会です。ただし、急に馴染ませようとすることはかえって逆効果となることもありますので、子どもに応じて少しずつそれができるように指導していくことが肝要だと思います。造形あそびをする活動等、材料や用具に直接触れる機会を設ける。小学校では毒性のある材料は使用されません。洗えばすぐ落ちるものばかりです。