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概要

図画工作のあれこれ

えがく紙には多くの種類があり、手触りや厚みなど風合いも様々です。紙の主な原材料は木材等からつくられる「パルプ」です。また、大きく「洋紙」と「和紙」に分けられます。・洋紙:機械で大量生産することができ、印刷に適している。・和紙:手漉きのため、表面は粗いが保存性が高い。紙の重さ(≒厚さ)を表す方法●坪量…面積1m2あたりの洋紙の重さ●連量…一定のサイズにつくられた紙1000枚の重さ画用紙水彩紙ケント紙坪量:約105 ~190 g/m2最も一般的な紙。厚みがあり、水彩画や簡単な工作に用いられる。また、消しゴムをかけても毛羽立ちにくい。表面は少しざらつきがあり、裏面は少し滑らか。坪量:約300 g/m2吸水性がよく、表面がでこぼこしているため水彩画に向いている。表面の処理は細目・中目・粗目の3種類。粗目の方が絵の具がのりやすい。坪量:約210 g/m2表面の凹凸が少なく、とても滑らかな紙。つるつるしているため、あまり絵の具がにじまない。画用紙や水彩紙よりも固く、色が白いのも特徴。ボール紙和紙色画用紙坪量:約350 ~ 450 g/m2板紙とも呼ばれ、非常に厚い(約3~5mm)。藁(わら)パルプを原材料にした「黄ボール」、木材パルプを原材料にした「白ボール」など様々な種類がある。坪量:約80 g/m2古くから日本でつくられている紙。障子やふすまなどの建具にも用いられている。水分をよく吸収するため、にじみを生かした表現ができる。坪量:約120 g/m2はじめから色がついている画用紙。画用紙と同様に工作にも用いられる。描画の支持体に用いる場合、はじめからついている色を背景色として生かすことができる。18