ブックタイトル図画工作のあれこれ
- ページ
- 26/36
このページは 図画工作のあれこれ の電子ブックに掲載されている26ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 図画工作のあれこれ の電子ブックに掲載されている26ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
図画工作のあれこれ
板目繊維にそって彫ることになるので彫りやすい。1版木を彫る版にする木には様々な種類があります。彫りやすいため「板目」の板を使うことが多いのですが、硬い「木口」の板を使うとより繊細な表現ができます。版木によく使用される木木口繊維を断ち切って彫ることになるので堅い。シナベニヤ桜(サクラ)朴(ホウ)桂(カツラ)柔らかく彫りやすい。安価なこともあり、最も普及している版木。堅いため、細かやかな表現ができる。浮世絵の版によく使われていた。軽い木材だが、比較的堅いため細かな表現をすることもできる。比較的柔らかい。芯材は赤い色をしている。粘りもあるため、彫りやすい。いろいろな彫刻刀切り出し刀平刀三角刀丸刀細い切り込みを入れるときに使う。広い面を彫るときや、彫り跡をならすときに使う。細い線や鋭い線を彫りたいときに使う。三角刀よりも太めの線を彫ることができ、汎用性が高い。2刷るインクをつけた版に紙を乗せ、ばれんを使って刷ります。ばれんは中心から外側へ向けて円を描くように動かします。ばれん竹の皮でできたこよりを渦巻状にまとめたものと和紙などの薄い紙を何層にも貼り合わせたものを1つにして、竹の皮で包んであります。日本独特の用具で、「BAREN」は国際語です。24