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概要

子どものABC

25成長は「背伸び」と「ジャンプ」自信をもちなさいというけれど人間は大人も子どもも常に成長しつづけています。その成長を止めることはできません。佐藤学は,「成長は<背伸び>と<ジャンプ>の連続である」1)といいます。自分の新たな能力を獲得しようと,目標をもち,ジャンプをするのです。そのジャンプを支援するのが学校では先生であり,友だちです。失敗しても受け止めてくれるという「安心」のもとにジャンプすることができるのです。444「安心」「向上心」「好奇心」いずれも,学習の根底に4ある「心」です。「心」の居場所のある子どもが,自分の力(能力)を発揮しようとジャンプするのです。今日も子どもは「自分の力」を試そうと,背伸びし新たな目標を見つけ,挑戦しようとしています。その場所が学校であり「教室」なのです。先生も親も「失敗も挑戦の証」として,温かく見守ることのできる環境をつくりあげることが大切です。ともに生きる「自信をつける」ということ自信はつけるものでしょうか。高い目標を掲げ,挑戦し,能力を身につけていくことが自信につながるといいます。これは壁を乗り越えるという考えから導き出されます。一方で,自信をつけるには,ありのままの自分をさらけ出すことだという考えもあります。壁を乗り越える姿,自分らしさを表す姿など,考え方の違いで,いくつもの自信の姿が浮かびます。能力というものが,乾いた土に水が染み込むように体になじんでいくと考えると,人間の体には,生きている時間の分だけ「能力」が染み込んでいるのです。1)佐藤学『子ども学第2号』白梅学園大学子ども学研究所萌文書林201431