ブックタイトルアクティブラーニングのABC
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アクティブラーニングのABC
Point3前時の学びをつなごう授業のはじめに,前時に整理した個々のノートでポイントを確認したり,教師が前時のポイントを提示したりすると,子どもたちは本時の授業のねらいをより理解しやすくなります。例えば,6年算数「体積」の学習では,5年生までの直方体や立方体の体積の公式から,「底面積×高さ」を導き出し,三角柱や円柱などの求積活動へと応用していきます。【前の時間の学習のポイント】高さ横たて一辺直方体の体積立方体の体積たて×横×高さ一辺×一辺×一辺一辺一辺立体の体積底面積×高さその他確認した言葉:表面積とは?底面積とは?6年算数:「体積」の授業例本時の例では,図のように,前時の授業のポイントを視覚的に提示した後,それをもとに底面の形が三角形や台形の角柱の体積を求めます。このことにより,皆がスムーズに解答でき,練習問題にも意欲的に取り組むことができるようになります。ここに書いてあることは,あたりまえのことのようですが,こういったこと一つひとつに,意味付け,価値付けをしていくことが大切です。たとえば,前時の振り返りを習慣付けることの価値は,「学習のプロセスを子どもたちが把握する」ということです。!Active Point授業の始めに,2,3分で必ず前時の振り返りをしましょう!これを繰り返し,習慣付けることで,学習のつながり(単元の流れ)を自然に把握できるようになります。(低学年では状況に応じて,高学年では必須とするなど,適宜判断して行いましょう)8