ブックタイトルアクティブラーニングのABC
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アクティブラーニングのABC
Point4自分で考えてから話し合ってみよう学習課題についてみんなで話し合う前に,一人ひとりが課題と向き合う時間をつくることが大切です。学習課題を提示した後,すぐグループ活動に入ると,一見アクティブ・ラーニングをしているように見えます。しかし一部の発言力のある子の意見がグループの意見となり,残りの子が思考していない状況ならば,その子たちにとっては,残念ながらアクティブ・ラーニングをしているとはいえません。そこで,すべての子どもたちを「アクティブ」にするためには,一人ひとりが課題と向き合う時間(自力解決の時間)をつくることが大切です。【ノートを有効に活用する】授業のはじめは,本時の学習課題について自分なりの意見を整理する時間です。最初はノートに何も書けなくても,継続することで,少しずつ書けるようになります。なるべく子ども自身で考えさせることが大切です。算数や理科では,言葉だけでなく,図を使った説明を記入させることが大切です。それにより,思考が可視化されやすくなります。3年理科:「磁石」のノート例理科ではこの時間を利用して,予想を書きます。ノートの大切さP.14【授業の最後では…】授業後の自力解決として,本時の学習を整理したり,ルーブリックにもとづいた振り返りをしたりすると効果的です。この時間に整理するノートの約束は,「板書を写すのではなく,自分なりの考えで整理すること」です。3年算数:「3けたのかけ算」の学習後のノート矢印や吹き出しを用いて,自分なりに思考して整理している。!Active Pointノートを有効活用して自分で考えさせる時間をつくりましょう!第2章これだけはおさえておきたい!九つのポイント●9