ブックタイトルアクティブラーニングのABC
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アクティブラーニングのABC
Point7「予習がしたくなる!」をめざそう自主的な学習によって,本時の授業がいっそう理解しやすくなります。また,「反転学習」の実現にもつながります。子どもたちの気付きや疑問を,クラス全体の学び合いに生かす。「子どもたちの学習意欲をどうやって持続させるか。」これはアクティブ・ラーニングにおける重要なポイントです。子どもたちは,自分の気付きや疑問が授業で採用されると,途端に表情がいきいきとしてきます。これは低学年ほど顕著です。本時の授業後に,「次時の学習課題」を理解できたらしめたもの!これもかなり大きな観点と言えるでしょう。授業がわかると,次時の授業も楽しみになります。そこで,本時の終わりに,次の時間にすることを確認してみましょう。すると…課題をつかんだ子どもたちは,自ら予習したくなるのです。“本当だろうか??”と思いますよね。最初は一部の子だけでも,全体に紹介し,ほめることで,その数はどんどん増えていくはずです。毎時間繰り返すうちに,一人,二人とやってくるようになって,そのうちクラス全体の流れになります。【算数の場合】【社会科の場合】前時の学びのポイント(全体を1として考える)を生かし,図を書いた上で立式している。教科書や資料から気付いたことを,自分の疑問としてまとめている。思考の流れを,吹き出しや矢印を使って整理している。道徳の学びを関連付けている。コピーして貼り,そこに気付きを書いたり,線を引いたりして読みとろうとしていることに価値がある。!Active Point次の課題に関心をもたせることで学習意欲を継続させましょう。事前に予習をしてくるという点で,「反転学習」の考えにもつながります。第2章これだけはおさえておきたい!九つのポイント●13