ブックタイトルアクティブラーニングのABC

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概要

アクティブラーニングのABC

●本項では,3年生の学習活動より例として紹介しています。■フィッシュボーンねらいとする思考スキル:「理由付ける」「構造化する」「見通す」など白米についてこうせいを考えようおせわになった地いきの人白米のとくちょう米のなえの植え方や米のいねかりのなえがぴんとしていたり,たいやり方をおしえて米よりもなえがさくださった。らさらしていた。米の色は真っ白で植え方はなえをつるつるでした。3本か,4本持ってできるだけおくにさしこむ。この例では,まず頭のところに,伝えたいテーマを入れ,次に柱(四角の枠内に記述,四つでなくてもよい)を決めます。そして,柱に沿って具体的な内容を書きこんでいます。このように,体験したことや調べたことを発表したり,作文にまとめたりする場合には,フィッシュボーンを用いると,伝えたいことが具体的になります。白米の米の色米の植え方【国語・総合学習の例】■くらげチャートねらいとする思考スキル:「評価する」「理由付ける」などテーマ自分たちで理かいできた。しぜん研究所についてお客さんの意見もしっかりと理解できた。自分たちがやると決めてがんばったし,みんなでささえ合ったから,お客さんも喜んでくれたと思う。大きくなっても自ぜんを守って,自ぜんいっぱいの新宮にしたい。いい体けんができた。ふり返りを生かそう楽しく学習ができた。大きくなっても自然を守ってほしい。全員がやる気を持っている。活動の評価を具体的にしたり,物事の因果関係を明確にしたりしたいときは,くらげチャートが効果的です。この例では,まず足の部分に,活動の様子を記入し,それをもとにして分析したことを,頭の部分に記入しています。そのことで,より具体的にふり返り,発表するための材料(ツール)になります。【総合学習の例】第3章授業づくり・単元づくりのために●21