ブックタイトルアクティブラーニングのABC

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概要

アクティブラーニングのABC

まずは学級文化づくりから探究する力を高める授業を効果的にすすめるために●1必然性のある学習課題●2どの場面でどのような手立てをとるか●3どう確かな学びを意識するか(教科関連,効果的体験)学習規律学級文化探究する力を高めるためには,上に示すように,学習環境のベースとなる「学級文化」をつくることが必要です。(前ページ,学びの5階層の「深める」と関連します)つまり,クラス内に学び合う風土がないと,学びは深まらないのです。“友だちと学ぶことが楽しい”“自分の考えをみんなに伝えたいな”といった雰囲気づくりが大切です。友だちの発言に対して,うなずく,相づちをうつ,続けて自分の意見を言う,などを大いに奨励し,みんなが認め合える学級づくりを進めるとよいでしょう。学び合う雰囲気づくりができると,次はどうすれば授業がアクティブになるかを考えましょう。そのためには,次の三つのポイントを意識することが大切です。?「学習課題の工夫」→必然性のある学習課題?「手立て」→どの場面でどのような手立てをとるか?「教科関連と効果的な体験」→どう確かな学びを意識するか「アクティブ・ラーニング」とするには,思考の機会をいかに増やすか,そしていかに高次の思考につなぐかが重要になります。三つのポイントを踏まえ,必然性のある学習課題を設定したいものです。第3章授業づくり・単元づくりのために●25