ブックタイトルアクティブラーニングのABC
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アクティブラーニングのABC
これからの教育を見据えて村川雅弘想定不可能な様々な困難が子どもたちを待ち受けている。先行き不透明な時代を,子どもたちは生き抜いていかなければならない。さらに少子化が進む中,正解のない,答えが一つに定まらない難問課題に遭遇したときに,一人ひとりがひるむことなく責任をもって自己の考えや思いを述べ合い,力を合わせて少しでもよりよい解を見出していくという考え方や生き方,が強く求められるのである。平成27年秋のドラマ「下町ロケット」の技術者や経営者,医者の姿と重なる。これからの時代に必要とされる力とは何か,それらの力を確実に身に付け,一人ひとりがもつ可能性を最大限に伸ばすための学校教育はどうあるべきか。これらを検討するために「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」が平成24年12月より開かれ,26年3月に論点整理を公表した。その後,平成26年11月の下村文科大臣諮問を経て,平成27年8月に中央教育審議会教育課程企画特別部会では,育成すべき資質・能力を三つの柱,1「何を知っているか,何ができるか」にかかわる各教科に関育成すべき資質・能力の三つの柱(文部科学省)30