ブックタイトル高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

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概要

高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

8 2つ以上のものを動かそう ?複数スプライトの利用? 9S c r a t c h ドリトルステップ3 目玉のスプライトを描く! スプライトリスト右下のにカーソルを合わせて、をクリック。ペイントエディタが表示される。? を選択し、「塗りつぶし」を透明にして、目玉の輪郭となる楕円を描く。£ を選択し、「塗りつぶし」を黒、「太さ」を「80」にして、左図の位置でクリックすることで黒目を描く。TIPSペイントエディタを使うと、スプライトや背景の絵を描くことができます。?の楕円は、描画エリアの中央にある点( )に中心を合わせて描きます。位置や大きさを変更する場合は、を選択し、変更したいパーツをクリックして調整します。【確認】目玉のスプライトを描くことができました。次のステップでは、この目玉がネコのほうを見るようにします。2 つ以上のものを動かそう複数スプライトの利用テーマ1、2のプログラムにはネコのみが登場しましたが、Scratchでは複数のスプライトを扱うことができます。ここではネコがマウスのポインターに向かって歩き、2つの目玉がネコを見るアニメーションをつくります。ここからは、各ステップで使うブロックのカテゴリーは命令の内容をヒントに探してみてください。Themescratch3ステップ1 背景を設定する! 画面右下のをクリックする。? 「Xy-grid」をクリックする。TIPS?で選択した「Xy-grid」はステージの座標をあらわす背景です。ステージ全体は中央を原点(0,0)とし、x座標が?240から240、y座標が?180から180の座標であらわされます。この背景を利用するとスプライトの座標を確認しやすくなります。ステップ2 ネコがマウスのポインターに向かって歩くテーマ1のステップ3(p.5)で変更したように、詳細設定でスプライトの名前を「ネコ」に変更します。! ネコをステージ左下(?240,?180)に移動し、? 回転方向を「左右のみ」にする。£ ネコを「マウスのポインター」へ向けながら動かす。TIPSスプライトの回転方向は、詳細設定ではなく?のブロックで設定することもできます。【確認】実行してみると、ネコがマウスのポインターに向かって歩くようになります。次に目玉をつくります。完成例目玉2では「50」です。ステップ4 目玉がネコを見る画面左上にあるをクリックします。また、描画したスプライトの名前を「目玉」に変更します。! 目玉を左側の目として(?50,0)に移動する。? 目玉を「ネコ」の方向へ向ける。【確認】「目玉」が「ネコ」のほうを見るようになります。マウスを動かして、動きを確かめてみましょう。最後にステップ5では、このスプライトを複製し、右側の目をつくります。ステップ5 目玉を複製する! スプライトリストの「目玉」を右クリックして「複製」を選択する。「目玉2」がつくられる。?「 目玉2」が右側の目になるように、「目玉2」のx座標を?50から50に変更する。TIPSスプライトは詳細設定の「大きさ」で拡大、縮小できます。をクリックして実行すると、ネコはマウスのポインターに向かって歩き、2つの目玉はネコのほうを見続けます。これで、ネコをマウスで操作できるようになりました。ここではステージ上に複数のスプライトを登場させ、それぞれのスプライトに対してコードを作成しました。スプライトを切り替えながらコードをつくることに慣れましょう。● やってみよう1. 以外のブロックを使って、ネコをマウスで操作するプログラムに変更してみよう。2. ネコが2匹登場して、1匹は正方形、もう1匹は正三角形を描くプログラムを作成してみよう。GOAL!マウスのポインターに向かって歩く。!!?£?!?!プログラムステージの背景は、背景ライブラリーにあらかじめ用意されている画像に変更することができます。ここをクリックすると、選択肢が表示されます。スプライトを向ける対象を選択します。色の部分をクリックすると、色を変更できます。透明にする場合は左下のを選択します。?£スプライトの中心太さの設定?