ブックタイトル高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング
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高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング
本書の使い方本書では、Scratchとドリトルというプログラミング言語を通して、プログラミングの基礎知識を学びます。はじめに使用する言語の基本操作を学び、その後、いくつかのプログラムを作成します。プログラムを作成・解説するページは、複数のステップに分かれています。各ステップで示された手順に従ってプログラムを作成すれば、最終的に冒頭にある「完成例」を作成することができます。4 アニメーションをつくろう ?繰り返しの利用①? 5S c r a t c h ドリトル完成例ステップ4 ネコが歩いているように見せる! スプライトのコスチュームを変更して、? 0.1秒動作を止める。TIPSScratchではスプライトの見た目のことをコスチュームといい、各スプライトには複数のコスチュームを設定することができます。ここではという「見た目」カテゴリーのブロックによって10歩移動するごとにコスチュームを切り替え、歩いている様子を表現しています。「制御」カテゴリーのブロックの「1」をクリックして「0.1」を入力すると、?のをつくることができます。ここではネコの動作を0.1秒間停止させることで、ネコの進む速さやコスチュームを切り替える速さを制御します。アニメーションをつくろう繰り返しの利用①ネコがステージの端ではね返りながら歩くアニメーションを作成します。ここでは、ひと続きの命令を何回も実行する「繰り返し」の使い方を理解しましょう。Themescratch1ステップ1 ネコがずっと動き続ける! ステージの左上にあるをクリックすると、? 右に10歩移動することをずっと繰り返す。TIPSの「10」をクリックすると数字を入力できます。正の数だけでなく、小数や負の数も入力することができます。この例の場合は、変更するとネコの1回あたりの移動距離が変わり、それを繰り返すことで見た目の速さが変わります。【確認】実行すると、ネコがステージの右端へ進んで消えてしまいます。ネコの尻尾の部分を左側へドラッグ&ドロップすると、ステージ内へ戻すことができます。次のステップでは、ネコが消えてしまわないようにするため、ステージの端でネコがはね返るように変更します。ステップ2 ネコがステージの端で反転する! ステージの端にネコが着いたら、反転する。TIPSは「動き」カテゴリーのブロックです。スプライトがステージの端にぶつかったときにはね返らせる(反転させる)命令です。【確認】ステージの端にぶつかると、ネコの上下左右が反転します。次のステップで、左右にのみ反転するようにします。ステップ3 ネコが左右にのみ反転するスプライトの詳細設定を行います。! スプライトの名前を「ネコ」に変更する。? 向きの欄をクリックする。£ 「回転の種類」のをクリックする。¢ ネコの進む方向を変更する。TIPS¢はスプライトの進む方向を設定します。矢印をドラッグして「90°」から少しずらすと、「ネコ」が斜めに進むようになります。?の向きの欄に数値を入力することもできます。これでプログラムは完成です。をクリックして実行すると、ネコがステージの端ではね返りながら歩き続けるアニメーションになります。「繰り返し」を利用すると、ひと続きの命令を、同じ順番で何回も実行することができます。この繰り返しの部分は、上の命令から順番に繰り返し実行されます。実行したい命令は何かを考えるだけでなく、どのような順番で命令を実行すればよいのかを考えてプログラムをつくることが重要です。● やってみよう1. の「10」との「0.1」の部分の数値を変更すると、ネコの動きがどのように変わるか、実行して確かめてみよう。2. 100歩歩くごとに3秒立ち止まるように、プログラムを変更してみよう。GOAL!繰り返しの部分!?!!?ブロック同士の間にブロックをはさむことができます。「ずっと」は「制御」カテゴリーのブロックです。取り囲んだブロックを繰り返し実行します。プログラム10歩移動コスチューム1 コスチューム2腕と足に注目£?¢!* 完成例作成するプログラムの実行結果を示した図です。* ステッププログラムを作成する手順です。左側には作成するプログラムを示し、右側でプログラムの内容を解説しています。* プログラム各テーマでつくるプログラムの完成形です。* GOAL!(ゴール)最終的につくるプログラムの動作の解説や、学んだ内容のまとめです。* TIPSプログラムで使用する命令や、より具体的な手順の説明です。* やってみよう練習問題です。プログラムを変更したり作成したりすることで、学んだ内容を深く理解することができます。● 解説ページの構成※ScratchはMIT Media LabのLifelong Kindergarten Groupによって開発されています。 詳しくはhttps://scratch.mit.edu/を参照してください。目次 1ThemedolittleThemescratch目次Scratch 編テーマ ? Scratchに触れてみよう Scratchの基本操作......................................................... 2テーマ1 アニメーションをつくろう 繰り返しの利用①....................................................... 4テーマ2 図形を描こう 繰り返しの利用②.............................................................................. 6テーマ3 2 つ以上のものを動かそう 複数スプライトの利用.................................................. 8テーマ4 音を鳴らそう 条件分岐の利用............................................................................... 10テーマ5 ゲームをつくろう① 条件分岐の応用と乱数の利用................................................ 12テーマ6 ゲームをつくろう② メッセージと変数、数値演算の利用...................................... 14ドリトル編テーマ ? ドリトルに触れてみよう ドリトルの基本操作..................................................... 16テーマ1 はじめてのドリトルプログラミング 宝物拾いゲーム......................................... 18テーマ2 図形を描こう 繰り返しの利用............................................................................... 20テーマ3 図形に命令しよう 図形オブジェクト・組図形オブジェクトの利用......................... 22テーマ4 アニメーションをつくろう タイマーオブジェクトの利用.................................... 24テーマ5 ゲームをつくろう① 衝突定義の利用.................................................................... 26テーマ6 ゲームをつくろう② ボタンや条件分岐の利用...................................................... 28Scratch アカウントの作成とサインイン................................................................................ 30ドリトルのインストール.......................................................................................................... 32ScratchはWebブラウザ上でプログラムを作成・実行することができます。さらにWebブラウザ上でプログラムを保存する場合は、Scratchアカウントが必要です。アカウントの作成方法についてはp.30、31の解説を参照してください。ドリトルはコンピュータにインストールしてプログラムを作成・実行します。インストール方法についてはp.32の解説を参照してください。