ブックタイトル高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

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概要

高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

26 ゲームをつくろう① ?衝突定義の利用? 27S c r a t c h ドリトルステップ4 衝突したときの動きを設定する// 衝突の定義ボール:衝突=タートル:跳ね返る。 aブロック:衝突=「自分!消える。」。 ?0床:衝突=「|相手|相手!消える。」。 ?1a 「ボール」は衝突すると自然にはね返る。?0 「ブロック」は衝突されると消える。?1 「床」に衝突したものは消える。TIPS 衝突時に実行する命令を設定できます。ブロックオブジェクトの先頭に|相手|と書くと、衝突した「相手」に命令を送ることができます。《衝突定義の基本形》 オブジェクト:衝突=「衝突時に実行する命令」。【確認】実行すると、ボールがブロックにはね返り、床で消える様子を確認できます。次に、部品を追加します。ゲームをつくろう①衝突定義の利用図形オブジェクトやタイマーオブジェクトを応用して、「ブロックくずしゲーム」をつくります。完成例Themedolittle5プログラム// タートルをつくるボール=タートル!作る ペンなし。ボール!90 向き 0 ?100 位置。かめた=タートル!作る。かめた!(青) 線の色 20 線の太さ。// 部品をつくるブロック=かめた!80 歩く 図形を作る ?40 0 位置。床=かめた!(赤) 線の色 380 歩く 図形を作る ?190 ?190 位置。壁=かめた!90 向き (緑) 線の色 400 歩く 90 右回り 400 歩く 90 右回り 400 歩く  図形を作る ?200 ?200 位置。ブロック!?180 160 位置。ブロック2=ブロック!作る (黄色) 塗る 90 0 移動する。ブロック3=ブロック2!作る (紫) 塗る 90 0 移動する。ブロック4=ブロック3!作る (水色) 塗る 90 0 移動する。パドル=かめた!0 向き 100 歩く (青) 図形を作る ?50 ?160 位置。// タイマーでボールを動かす時計=タイマー!作る 0.02 間隔 8 時間。時計!「ボール!10 歩く。」実行。// 衝突の定義ボール:衝突=タートル:跳ね返る。ブロック:衝突=「自分!消える。」。床:衝突=「|相手|相手!消える。」。ステップ1 ボール用と部品作成用のタートルをつくる// タートルをつくる !ボール=タートル!作る ペンなし。ボール!90 向き 0 ?100 位置。かめた=タートル!作る。 £かめた!(青) 線の色 20 線の太さ。 ¢! 次の4行の内容の説明を書く。TIPS 「//」の右側は実行時に無視される部分で、「コメント」といいます。一時的に実行しない場合やプログラムの説明などを書く場合に利用します。? ボール用のタートルとして「ボール」をつくり、向きと位置を設定する。£ 部品作成用のタートルとして「かめた」をつくる。¢ 「かめた」の描く線の色を青、太さを20にする。【確認】実行すると画面にはカメが2匹表示されます。次のステップでは、「かめた」を使ってブロックと床を描きます。ステップ5 部品を追加する(ステップ2の §の下に追加する)壁=かめた!90 向き (緑) 線の色 400 歩く 90 右回り 400 歩く 90 右回り 400 歩く  図形を作る ?200 ?200 位置。ブロック!?180 160 位置。  ?3ブロック2=ブロック!作る (黄色) 塗る 90 0 移動する。ブロック3=ブロック2!作る (紫) 塗る 90 0 移動する。ブロック4=ブロック3!作る (水色) 塗る 90 0 移動する。パドル=かめた!0 向き 100 歩く (青) 図形を作る ?50 ?160 位置。?2 外側の「壁」をつくる。?3 ステップ2の∞でつくった「ブロック」の位置を変更する。?4 ブロックを複製し、色を変えて配置する。?「5 パドル」をつくる。TIPS ステップ3の?の行の先頭に「//」を入れてボールを停止させると、部品の位置が確認しやすくなります。ステップ3 ボールを動かす// タイマーでボールを動かす時計=タイマー!作る 0.02 間隔 8 時間。 ¶時計!「ボール!10 歩く。」実行。 ?¶ 「時計」という名前でタイマーオブジェクトをつくる。?「 時計」を使って「ボール」を動かす。【確認】実行すると、ボールがブロックをすり抜けます。次のステップで衝突したときの動きを設定します。ボールが衝突するとブロックは消える。ブロック3 ブロック4壁 パドル 床ブロック2ブロック?ボール用のタートル£ 部品作成用のタートル?ステップ2 部品をつくる// 部品をつくるブロック=かめた!80 歩く 図形を作る ?40 0 位置。 ∞床=かめた!(赤) 線の色 380 歩く 図形を作る ?190 ?190 位置。 §∞ 「ブロック」を1個つくる。§ 「床」をつくる。これでブロックくずしゲームのひな形は完成です。ここでは衝突定義を利用することで、ブロックを消したりボールをはね返らせたりといった衝突時の動作を設定しました。ステップ1の?の「ボール」の向きや、ステップ3の?の「ボール」の速さを変更して実行してみましょう。次回は、実際にゲームとして遊べるようにプログラムを完成させます。GOAL!ボールが衝突すると消える?0消えるa はね返る?1?2?4?5