ブックタイトル高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

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概要

高等学校情報 Scratchとドリトルではじめるプログラミング

6 図形を描こう ?繰り返しの利用②? 7S c r a t c h ドリトルステップ2 ネコが向いている方向を反時計回りに90 度回転する! 反時計回りに90度回転する。TIPSは「動き」カテゴリーのブロックです。ネコが向いている方向を、矢印の方向(反時計回り)に90度回転させます。【確認】歩いたあとにネコの向きが変わります。次のステップでは、ここまでの処理を4回繰り返すことで、正方形の4辺を歩くようにします。ステップ1 ネコが正方形の1 辺を歩く! ステージの左上にあるをクリックすると、? 10歩移動することを10回だけ繰り返す。TIPS?内にある右図のブロックは、「制御」カテゴリーのブロックです。「ずっと」ブロックと同じように、取り囲んだブロックを繰り返し実行しますが、このブロックは命令を繰り返す回数(「10」の部分)を指定することができます。【確認】正方形の1辺だけをネコが歩くようになります。ステップ2では直角に曲がり、次の辺を歩く準備をします。図形を描こう繰り返しの利用②ネコが歩きながら正方形を描くアニメーションを作成します。ここでは、「繰り返し」の回数を指定して命令を実行する方法を学びます。Themescratch2ステップ3 ネコが正方形を描くように歩く! 右を向く。? 「10歩移動することを10回繰り返したのち、反時計回りに90度回転する」という動作を4回繰り返す。TIPSはスプライトの向きを90度(右向き)に指定します。このコードではネコが反時計回りに進んで正方形を描くように歩きますが、のかわりにを使うと、時計回りに進むようになります。【確認】ネコが正方形を描くように歩きます。次のステップ4では、ネコが歩いた跡を描画するようにコードを変更します。ステップ4 ネコが歩いた跡を描画する線を描画するために、拡張機能を利用します。画面左下のをクリックして「ペン」を選択してください。カテゴリーに「ペン」が追加され、新しいブロックを利用できるようになります。! ステージ上にペンで描かれているものがあれば、すべて消す。? 動く跡を描画するために、ペンを下ろす。£ ステップ3の動作を実行する。¢ ペンを上げて、描画をやめる。TIPSと、は、「ペン」カテゴリーのブロックです。このカテゴリーにあるブロックは、スプライトで線などを描画するときに使います。ペンの色や太さを変更するブロックもあります。これでプログラムは完成です。をクリックして実行すると、ネコが歩きながら正方形を描くアニメーションになります。ここでは「○回繰り返す」ブロックを利用し、回数を指定して同じ命令を繰り返す方法を学びました。「ずっと」ブロックとの違いを理解し、場面に応じて利用できるようになりましょう。● やってみよう1. 繰り返しの回数や回転する角度を変更して、正三角形や正五角形を描くようにプログラムを変更してみよう。2. 右の図のように正三角形と正方形を組み合わせた図形を描くプログラムを作成してみよう。GOAL!完成例!!?100歩分移動?!!?¢£「○回繰り返す」ブロックをここへドロップすると、以降のブロックをまとめて取り囲めます。ブロックを置くときは、表示されるガイドラインを確認してドロップします。プログラム10歩移動を10回繰り返す。反時計回りに90度回転