ブックタイトル子どもとつくる図工の時間
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概要
子どもとつくる図工の時間
11Chapter 2 ● 授業をかんがえる子どもの声を受け止めて 「前にやったやり方を生かしたら、こんなものができたよ」「あの材料と用具があればいいな」「○○さんの表し方がステキだな」「偶然できた形から、おもしろいことを思いついたよ」――授業の中で、子どもたちが活動を振り返っていろいろなお話をしてくれます。子どもたちのお話を聞くと、「そんなことを考えながらつくっていたんだ」「そんな心の動きがあったんだ」「こんな力がついたと感じていたんだ」など、多くの発見があります。目の前にいる子どもたちのことを一番知っている先生として、子どもたちのたくさんの声を受け止め生かそうとすることも大切です。スタートはいつも「子ども」から 子どもは未来を築く存在です。それぞれの個性や感性を尊重しながら、子どもたちが自らの資質・能力を発揮し、伸ばしていけるようにしたいものです。そのために、子どもたちといっしょにどんなことができるのかを考え続けたいと思います。