ブックタイトル小学道徳 生きる力 『道徳ノート』活用のアイデア

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概要

小学道徳 生きる力 『道徳ノート』活用のアイデア

・自分自身の「思い」, 「考え」を確かめる。・友達の「思い」, 「考え」に気づく, 知る。・それらについて話し合う。学びを深める①友達と話し合ったときに:話し合ったことを記録したり,考えたことを書きとめたりします。②中 心 発 問 で:その授業の「ねらい」に関して中心的なことについて考えて書きます。③ 授業の最後に: その授業を通して考えたことについて,あるいは今後どうしていきたいかについて記入します。(2) (3)道徳の授業ではノートを使います。必ず使わなければならないか,といえばそんなことはありませんが,例えば1か月に4回授業があるとして,そのうち1回もノートを使わない,児童がノートに書き込むことがない,ということは考えにくいと思います。もちろん,「ノートを書く」ということは授業の目的でもなんでもありません。書いてばかりの授業では,道徳の授業のねらいにはたどり着けないでしょう。では,なぜノートを使うのでしょうか? それは,書くことで「思い」や「考え」を確かめ,そして,自分の考えを深め,納得するためです。ノートはそのための道具です。右の図のようなサイクルを通して,「自分自身がみつけたこと」,「友達とみつけたこと」,「みんなで考えたこと」,「自分が考えたこと」を児童一人ひとりが確かめて考えを深め,それらを「納得」できること,それが大切です。ノートはそのための道具に過ぎませんが,それゆえに道徳授業の「重要な脇役」です。ふつうに記入するのはもちろんですが,いろいろ工夫ができます。たとえば……書き込んだふせんをノートに貼り付けたり……自作のワークシートを貼り付けたり……1年生には添え書きをしたり……どこに何を書けばよいか,わかりやすくて子どもたちも書きやすいようです。記入の指示が出しやすくて,書いたものも読み取りやすく,助かっています!みんな同じ形式なので,書いたことをもとにして話がしやすいです。学年団で授業イメージを共有しやすくなりました!ワークシートを作る時間を教材研究にあてられます!ノート,こんなふうに使ってみては?使っている先生方からどこで書くか,何を書くかさきに触れたように,ノートを書くことは目的ではありません。ですから,「ノートを全部書かせなくては!」と思う必要はぜんぜんないのです。1回の授業の限られた時間の中で,児童がノートに記入するのは1回か2回で十分です。3回は難しいのではないでしょうか。その授業で使わない記入スペースは,空いたままでOKです。メモ欄にしてもよいでしょう。授業中,ノートに記入するタイミングは,なぜ,ノート?( ノートの意義)などが考えられます。その授業のねらいや,クラスの実態・状況に合わせて,この中から1つか2つを選んで活用してみてください。