ブックタイトル尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
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尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
NOTE心の運転めんきょしょうこれからも、しっかり心の運転をしましょう。XXX小学校「心のはくぶつかん」発行ハンドル、アクセル、ブレーキが動きます。自分が今していることをしっかり考えて、ハンドルでよい道を選びながら進みます。①がんばるときには、アクセルをしっかり押します。②いけないときや危険なときは、ブレーキを強くおします。③心の運転体験をしたら、「心の運転めんきょしょう」を渡します。これからも、しっかり心の運転をしましょう。めんきょしょう発行 強い心と、心を運転する上手な技術があれば、決して弱い心に負けることはありません。 みなさん、心の運転めんきょしょうをもっていますか? その時々の気分で行動していると、心をうまく運転することはできません。でも、はっきりとした形のものを心にもっていると、運転がしやすくなります。 心の運転めんきょしょうは、正しく安全な行動ができるように、心を車の運転に置き換えて考えたものです。いけないことを止めるのはブレーキで。正しい道を選ぶのはハンドルで。ここ一番と力を出すときにはアクセルで。 それを心にもっていると、「いけない!!」と思った瞬間、とっさにブレーキをかけることができます。また、ハンドルとアクセルを上手に使って、正しい道をまっすぐに進むことができます。人の流れや考えにまかせて歩んでいる人よりも、確実に早く、自分の目的に到着することができます。 みなさんも、この「心の運転めんきょしょう」を、いつも心の中に置いてくださいね。心を運転する子どもたちが気持ちをコントロールする方法を頭に描けるようにと、考えたアイテムです。始めはブレーキとハンドルのみでしたが、途中からポジティブな気持ちを後押しするアクセルも付けました。学級指導普段の学級指導に心の中では、いつもよい心と悪い心が戦っています。次に紹介するものも、自分の気持ちをコントロールするのに役立つものです。ハートの土台の中央に、厚紙でつくった円柱(a)を垂直に乗せ、その上にハンドルを置きます。円柱とハンドルを割りピン(b)で固定すれば、ハンドルが自由に動かせます。アクセルとブレーキの下には蛇腹に折った厚紙を貼り付け、指で押せるようにします。目標をもって取り組んでいるのになかなか一歩を踏み出せない子には、「○○さんならできるよ」とアクセルを使って背中を押してあげましょう。また、“めんきょしょう”をもらった子たちは、ふとしたときに自分で気付くことができるようになります。ab12 13