ブックタイトル尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
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尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
これは、教科の学習とも関係がある、大事なことなのです。 学校には、事故やけがが起こらないように、たくさんの決まりがあります。どれも大事で、それぞれ意味があることです。 決まりについて一つひとつ理由を考えられる人は、想像力のはたらく人です。そのような人は、自分から決まりを守り、安全にすごせるだけでなく、教科の学習でも、自分で答えを考えられる人です。 決まりを守り、よく考えて行動すること。これが、安全にすごす一番の方法です。安全に過ごすには、どうすればいいの?何をするときも、結果を考えながら慎重に行動することです。つまり、想像力をはたらかせようということです。Q5A あなたは、困っているときにだれかに親切にしてもらって、その人をいい人だと思ったことはありませんか。きっと、仲良しの友だちになってほしいと思ったはずです。だから、その気持ちを忘れずに、今度はあなたが相手に親切にしてあげればよいのです。 困っているときや悲しいとき、親切にしてもらうことは一番うれしいことです。その人に心をひらけば、きっと仲良しの友だちになれますよ。ですから、まず自分から、相手のことを考えてあげることが大切なのです。どうすれば仲良しの友だちができるの?自分勝手に行動する人の周りには、人は集まりません。でも、周りの人のことを考えられる親切な人の周りには、人が集まります。だから友だちがふえます。AQ4 人と人が心を通わせるのに、短い言葉でこんなに通じる方法は、ほかにありません。友だちができるきっかけにもなります。家で、学校で、地域で、たくさんの人々が仲良く生活するために、あいさつはなくてはならないものです。 勉強ももちろん大切ですが、あいさつがしっかりできることも、同じくらい大切なことなのです。あいさつは、なぜ大事なの?あなたは人からあいさつをされて、元気や勇気がわいたことはありませんか。「おはよう」のひとことで、自分は一人ではないのだと、うれしい気持ちになったはずです。AQ6 いじめやいじわるは、相手の心をきずつけるだけでなく、学校で楽しく学ぶことができなくなってしまいます。 人は一人ひとり、性格や考え方が違います。当然、自分のことが大事ですから、困ったことが起こると、自分を守ろうとする感情が自然にわいてきます。それをそのまま相手にぶつけると、衝突が起こります。また、衝突をきっかけに、相手にいやな感情をもつことがあります。それがいじめのたねになるのです。そんないじめのたねは、だれの心の中にもひそんでいるのですよ。 いじわるやいじめをする人は、強い人ではありません。自分の心の中の“悪い芽” をつみとることができなかった、弱い人です。でも、心のもち方を覚えると心が強くなり、悪い芽をすぐつみとれるようになります。学校では、勉強だけでなくみんなと仲良く過ごす方法も学んでいるのですよ。いじわるやいじめはなぜおこるの?やさしさや思いやりをもちましょう。いじわるやいじめは、絶対してはいけません。AQ722 23