ブックタイトル尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
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尾形弘先生発 学級指導のちえぶくろ
NOTE子どもをいかに授業に引き付けるか? これは指導者が常に抱える課題です。ここからは、心のはくぶつかんを出て普段の授業でも簡単に取り入れられる、楽しい演出の仕方をご紹介します。 まず、教師が教室の扉を開きます。手に持つのは教科書ではなく「?」がついた紙袋。教室に足を踏み入れたとたん、子どもの視線が一斉に紙袋に集中します。 袋からおもむろに「聞き名人のキキ(p.14)」を取り出し、しかけを動かします。教室が笑いと興奮に包まれ、眠気や授業のマンネリで閉じられがちだった子どもの学習の扉が、一気に開きます。 さらに、「キキ」の操作を見て「話しの聞き方」に気付いた子どもは、自分から授業に集中するようになります。こんなふうに使います!何が現れるかわからないまほうの紙袋は、子どもの宝箱のように楽しく、授業を盛り上げます。楽しいことに敏感な子どもの心理を応用し、授業に引き付けると同時に学習の効果を高めます。中に入れる教材は、楽しい絵や図など、子どもの興味・関心をひくものが効果を得られます。準備が簡単。紙袋に『?』を付け、子どもに伝えたい資料を紙袋に入れるだけです。活用の利点と効果私はこの袋に「キキ」などを入れて使っていました。子どもの興味・関心を高める手立てとして有効です。先生方も、何を入れるとより効果的か、いろいろと工夫してみてください。学級指導導入における工夫28 29