ブックタイトル形 forme No.303 教科書特集号

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概要

形 forme No.303 教科書特集号

子どもに寄り添う教科図画工作が一つの解を求めるような教科ではないことを考えると、図画工作という教科自体も「こうあるべき」という唯一の「型」があるわけではなく、子どもたちの(というよりは人間の)成長を助ける(もしくは見届ける)ための時間と考えるべきなのかもしれません。そのためにはまず子どもたちに寄り添うことが大切なのでしょう。先生もともに成長するこうして寄り添うことで、成長するのは子どもだけではありません。子どもの成長を助けるということは、先生自身が常に子どもと一緒に成長し続けることです。ではどうすればいいのか「子どもたちのことをもっともっと好きになって」「もっと、もっと!先生が図工を楽しんでください」それは、子どもたちの周りにいる我々大人が「図工し続けること」を楽しむことにほかならないのです。7先生方に一言――メッセージという形を借りてそこで語られたのは、先生方の「子どもの成長への思い」「図画工作への思い」「教育への思い」といったものでした。最後に、図画工作を好きな先生、大切に思ってくださる先生に対しての言葉を見ていきたいと思います。「図画工作とは」・形や色、イメージで楽しく考え、表す力は、学力を確かなものにする大切な要素・その他の時間で輝けない子どもが、唯一光輝くチャンスのある時間・人間の成長にとって必要な様々な経験をさせてくれる・面白く、可能性のある教科「子どもと寄り添う」・子どもの世界が輝き、よさや可能性、一人ひとりの魅力が際限なく見られる時間・子ども時代を充実感と共に確かに生きる・子どもの優しさにふれ、発想力に驚き、技能に感心する・いっぱい自分を表現できる・その子らしさが輝く、子どもにとってかけがえのない大切な時間と空間・子どもの中に図工の答えはあり、面白さも、工夫も、発想も……・価値観を実感するための製作行為およびその過程・図工好きの子どもをたくさん増やしてほしい・独創的な視点で世界を眺めています・子どもの数だけそのきらめきはあるはずです。……その多様なきらめきを見逃さないように・まずは子ども理解からはじめよう。はじめに子どもありき・わくわく感丸出し、やる気いっぱいの子どもたち……の気持ちを大切にして、つくることを存分に楽しんでほしい・子どもが自己判断と自己決定をすることのできるような情報や材料その他の環境を是非整備してください・子どもの素晴らしい世界を味わってほしい・子どもの手を鍛えてください。子どもの手を見てください・等身大の子どもをみて実践してほしいです・子どもの〈声〉をよく聞くことのできる人になってくださいAQ411 | 303 | forme