ブックタイトル形 Forme 311号
- ページ
- 14/36
このページは 形 Forme 311号 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 形 Forme 311号 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
形 Forme 311号
するいい機会となるでしょう。にとっては成長へのリアリティを獲得変化に驚かされると思います。子どもを二学期の終わりに戻すだけで、その子どもであれば、一学期に出した手紙く、送った側が変わったためなのです。それは送った手紙が変わったのではなてきた時では、意味が変わっています。手紙が、送った時と少し時を経て戻っれていると思います。自分宛に出した感じていたことが手紙によって表現さこの作品には、作者自身も無意識にコ鑑ツ賞の自分宛の手紙によって成長や変化を実感する雫秋山さやか[1971~]作者が約4ヶ月間さいたま市内に滞在し、日々自分に向けてつづり、投函した手紙が会場を埋め尽くす。記憶が紡ぎだされ可視化されたインスタレーション。刺しゅうによって宛名が描かれた手紙は、ひと針ひと針に記憶や日常が深く刻み込まれる。コ鑑ツ賞の構図の取り方で意味が変わる写真ならではの表現方法オリジナリティが生じるのです。わります。そこに作者の意図が介入し、のように切り取るかで、その意味が変要です。特に写真は目の前の風景をどはじめのことば野口里佳[1971~]色彩など写真を見る力を養うことが重になります。そのためにはまず、構図、進めばますますポピュラーな表現方法ります。写真は今後、教育のIT化がり込んでいるような親しみやすさがああり、作者のものの見方や眼差しが写野口さんの作品には少しユーモアが埼玉県出身の作者が、作家となって初めて故郷を取材。写真のみならず映像も交えた作品を制作した。いつも見ているのに当たり前すぎて気付かない美しさを撮ることに挑戦し、今いる世界の豊かさを表現した。さいたまトリエンナーレ2016●期間:~12月11日(日)水曜定休●主な開催エリア:与野本町駅~大宮駅周辺武蔵浦和駅~中浦和駅周辺岩槻駅周辺●主催:さいたまトリエンナーレ実行委員会●ディレクター:芹沢高志(P3 art and environment統括ディレクター)●URL:http://saitamatriennale.jp/photo: [Top] Hideto NAGATSUKA, [Bottom] Koichiro Kutsuna, Areciboforme | 311 | 14