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概要

形 forme 312号

ないものの見つけ方?」を開催しました。妖怪とは、普段の生活の中で理解できない事象の原因として、人々が想像力を働かせてつくりだしたものですが、場所との関係が非常に深く、当館のある阿倍野にも様々な伝承が残っています。そんな妖怪を探すだけではなく、つくりだそうという企画です。 まちを歩き、妖怪の伝承が残る場所を見て回ることから活動はスタートしました。その後、国立民族学博物館にご協力いただき、世界中に残る豊かな想像の産物に触れる体験を経て、もう一度阿倍野界隈を歩き、妖怪のいそうな場所を探して、妖怪を考え表現しました。つくりだした妖怪は「小さな妖怪展」として当館で展示し、多くの方に見てもらいました。 参加者は、普段とは違う目でまちを見て回ることで、まちのもつ新しい顔を発見することができたのではないでしょうか。 高校生を対象とした企画は、こども美術館という空間で収まるのではなく、まちにでて高校生とアートをつなぐ活動、アートを通して高校生とまちをつなぐ活動でありたいと考えています。そして、これらの体験をきっかけに、高校生が主体的にまちとアートにかかわっていけるような人になってくれることを願ってやみません。今後の予定「常設展」四月一日?(予定)「形と色のセッション!」(『マティスとルオー』関連企画)四月二十九日、三十日詳しくはhttp://kodomo-sky.jp/ をご覧ください。こども美術館 スカイミュージアム〒五四五―六〇二七 大阪市阿倍野区阿倍野筋一―一―四十三 あべのハルカス27階TEL・FAX 〇六―六六九〇―〇九〇七E-Mail info@kodomo-sky.jp photo: Maki Arimoto 21 |312 |forme